そういえばブログを始めてからもう1年過ぎていました。

なんだかんだでネタは続くものです。

 

コインの紹介の前にAWの話でも。まあ分りますよねそりゃ、紹介した物を出品してるのですから(笑)

ただ、ほとんどが定価で購入した物ですので、元は取れないだろうなと思っています。

という事で入札も小物が上がらなければ参加するかもしれませんが、今回も予算温存でいくと思います。

 

さてコインの話。アレクサンデル・セウェルス帝のデナリウス銀貨の紹介です。

セウェルス朝のコインはこれで最後となります。(あれっ?誰か忘れてるような。)

 

帝政ローマ アレクサンデル・セウェルス帝 222-235

デナリウス銀貨

Ch AU★ Strike5/5 Surface4/5

 

★評価だけあって繊細な図柄とハイレリーフな打ち出しが見事な作りです。

こちらのコインは私的には理想の状態で、他の古代銀貨も全部このくらいの物が欲しい所ですがなかなか難しいですよね。

 

碑文は”IMP ALEXANDER PIVS AVG ”(インペラトル アレクサンデル ピウス アウグストゥス)

 

前回のカラカラ帝のと比べると穏やかで付き合い易そう?なお顔ですね。

見た目だけではなく実際に真面目な性格らしく治世に付いては、セウェルス帝やカラカラ帝の優遇策で増大した軍事費を抑え、財政の健全化を行います。また、法務官のウルピアヌスと共に、元老院とも協調路線を取りながら内政の充実の図り、帝国の風紀の立て直しも行ったそうです。

 

裏面は”SPES PVBLICA”希望の女神スペスの図柄。

 

平和な時代であれば五賢帝時代の再来とまではならずとも、真っ当な統治者として人生を終える事も出来たのかもしれませんが、アレクサンデル帝の時代は危機の到来を迎えた頃になります。

 

治世の後半は近衛兵の反発により重用していたウルピアヌスが殺害され、さらに帝国の東方ではパルティアと入れ替わって建国されたササン朝ペルシアとの戦争が始まります。内政ではなかなかの手腕を見せたアレクサンデル帝ですが、軍事関係はそうともいかないようで戦闘の結果は勝敗を付ける事も出来ずに兵を退く事になります。

その後、不穏になり始めていたライン川沿いの防衛線からゲルマニアへの戦闘の最中、蛮族へ賠償金を支払って事態解決を図った事に不満を持った兵士達によって、母ユリア・ママエアと共に殺害されてしまいます。

 

増大した軍事費の見直し等の財政立て直しで、減少していた銀貨の含有量も増量したそうですが、軍の不満を買ったことが命取りになってしまったようです。

 

アレクサンデル帝の死後、帝国は軍人皇帝時代を迎える事になります。

 

最後に一枚画像でも紹介したいのですけど、アレクサンデル帝関係はあまり思い浮かぶ物が無いのでセウェルス朝で浮かぶ物を一つ。

 

画像はWikipediaから。

 

大英博物館のポートランドの壺といえば有名ですので知っている方もいるかもしれませんが、こちらはセウェルス家の墓の副葬品だったと伝えられているそうです。(ちょっと勉強不足で、皇帝廟かアッピア街道沿いのセウェルス家の墓の、どちらから出土したのかは知らないのですが。)

濃い青のガラス地に白のガラスで図柄を表現した、カメオガラスの傑作といわれるだけがある、ローマ時代の最高の技術で作られた見事な出来栄えです。

 

ウェッジウッドが再現したり、破損した修復話でも有名ですね。

 

ではこんな所で。(下は見ちゃだめよ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待つのだ。

 

 

エメサの神官にしてローマ皇帝たる余を忘れるとは不届きな東方の蛮族め。

 

ぎゃあ!ヘリオガバルス帝!

も、もちろん閣下の事はお忘れしていませんよ、ええ。

ただ、コイン持って無いですし、このブログは良い子の全年齢対象ですので…ゴニョゴニョ。

 

…どうやら余の技巧によって魅力を教えねばならぬようだな。

 

ああ、そんな結構です。手を握らないで下さいよ。あーっ。(以下略)

 

ああ、酷いブログですね。