さて、ブログのタイトルも決まらず、使い方も良く分からないまま見切り発車で始めてみましたけど、とりあえず何か書いてみましょう。
コインの話でもと書いたので、最初は一番初めに購入したアレクサンドロス大王の銀貨の話でも。
マケドニア王国 アレクサンドロス3世 紀元前336-323
テトラドラクマ銀貨
コインや歴史が好きな方なら見た事があると思いますが、ドラクマ銀貨4個分の4ドラクマ銀貨ですね。父親のフィリッポス2世時代のゼウスの図柄の銀貨からデザインを変えて、アレクサンドロスがマケドニア王となってから新しく発行したのが自分の顔に似せたとも言われるヘラクレスの図柄のこの銀貨となります。
1ドラクマで兵士一人の1日分の給料とか聞いた事がありますけど、マケドニア軍にも騎兵から重装~軽装歩兵、ギリシア同盟都市からの兵士や傭兵もいたようですし歩兵の平均的な給料と言う事ですかね?
上にも書いたとおり初めて購入したギリシア銀貨なのですが、選んだ理由は表面のヘラクレスの顔。それ程数を見た訳ではありませんでしたが、結構厳しい顔や死後の神格化が進んだのか人間離れした顔のコインが多い中で、このコインはすっきりした顔立ちが印象的で若くして王になった彼はこんな顔だったのかなと思って購入を決めました。
NGC評価はAU Strike5/5 Surface3/5で、残念ながら磨き評価が付いていました。
当時は綺麗な方がいいじゃないとかふざけた考えで買ってしまったり…ああ恥ずかしい。
それでも繊細な刻印や図柄の印象が良いせいか、今でも手元に置いておきたいお気に入りのコインです。
ゼウスさんは裏面に回って鷹と一緒にいますね。
発行は、ちょっと寸詰まりのゼウスのデザインから、マケドニア近隣の都市かアンフィポリスあたりが近い気がしますがカタログが無いのでちょっと自信ありません。
ミントマークのブドウ(ですよね?)がワインのギリシア文明的でこれもお気に入りポイントです。
と、こんな感じでそれっぽく書いてみましたけど誤字脱字はご勘弁を…。
アレクサンドロスの銀貨はもう少し持っていますので、時間を見つけて紹介していきたいと思います。
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