セルの指定方法「暗黙の了解」と「はっきり明示」 | 50歳からのエクセルプログラミング

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ブログでお伝えしたい事は、プログラムを使うと著しく業務効率が上がると言う事です。興味がある方はプログラムを動かしてその素晴らしさを体感して下さい。無限の可能性を秘めたプログラミングの世界をご紹介して参ります。

 昨日、コピーと貼り付け(ペースト)命令文?の書き方をご説明しました。私がエクセルプログラミングを学ぶ上でかなり理解に苦しんだ、セルの指定方法についてご説明します。8月10日の記事で使用した画像でご説明します。

①と②のプログラムの書き方の違いですが、

セルの指定方法において、「暗黙の了解」での記述か 「はっきり明示」している記述か の違いがあります。

 ①は、セルの指定方法が「暗黙の了解」に基づいています。

 ②は、セルの指定方法が「はっきり明示」する方法に基づいています。

 

①にはなくて、②にはあるもの、Rangeの前のオレンジ色の下線部分、ActiveWorkbook.ActiveSheet.と言う文言です。この文言は、現在開いているシートを指します。①はこの文言が省略されており、この書き方が有効なのは、現在開いているシートだけで処理する場合のみです。しかし、2つ以上のブック(シート)間でデータをコピーし貼り付け(ペースト)する場合は省略せずに「はっきり明示」する方法をとる必要があります。

 8月7日の記事でエクセルプログラムの実行を行いましたが、そのプログラムも、2つ以上のブック(シート)間でデータをコピーし貼り付け(ペースト)していますので、「はっきり明示」で記述しています。順序立てて解りやすくご説明致しますので、焦らず確実に身に付けて行って下さい。

それでは、次回をお楽しみに。

 

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