読者の方へ。過去の記事をご覧になられていて、「画像」が上手く表示されない場合は、「hiro-yukioのサイト」の「過去のブログ記事」フォルダーにPDFで保存しましたのでこちらでご覧下さい。
それでは本題の「プログラム命令？」の書き方のご説明を致します。「命令？」に「？」マークを付けているのは、一般的な説明方法ではないからです。
セル範囲のコピー命令は次の様に記述します。
Range(Cells(2, 1), Cells(11, 8)).Copy
日常語に書き換えると、次の様になります。
範囲(セル範囲の左上から右下まで).コピーしなさい
次に、貼り付け（ペースト）命令は次の様に記述します。
Range("A" & "20").PasteSpecial xlPasteAll
日常語に書き換えると、次の様になります。
範囲(貼り付け先の左上).貼り付けしなさい
セル範囲またはセル番地の指定方法をご説明します。
セル範囲を指定する Range(××××)の「×」の部分は色々な書き方があります。私がお勧めするのは次の書き方です。
Range(Cells(行, 列), Cells(行, 列)) ← 行と列はセルの番地（数値）
Range("A20") ← この例はセルのA列２０行を表しています。
Cells(20, 1) ← この例もセルのA列２０行を表しています。
上述の貼り付け時に Range("A" & "20") と記述していますが、
Range("A" & 20) と記述することもできます。お勧めの記述の方法はプログラミングをする際に、「変数」に書き換えて使用できるからです。
本日はここまでです。次回はプログラムを記述する上で知っておかないといけない事を記載予定です。お楽しみに。