昨日、コピーと貼り付け(ペースト)命令文?の書き方をご説明しました。私がエクセルプログラミングを学ぶ上でかなり理解に苦しんだ、セルの指定方法についてご説明します。8月10日の記事で使用した画像でご説明します。
①と②のプログラムの書き方の違いですが、
セルの指定方法において、「暗黙の了解」での記述か 「はっきり明示」している記述か の違いがあります。
①は、セルの指定方法が「暗黙の了解」に基づいています。
②は、セルの指定方法が「はっきり明示」する方法に基づいています。
①にはなくて、②にはあるもの、Rangeの前のオレンジ色の下線部分、ActiveWorkbook.ActiveSheet.と言う文言です。この文言は、現在開いているシートを指します。①はこの文言が省略されており、この書き方が有効なのは、現在開いているシートだけで処理する場合のみです。しかし、2つ以上のブック(シート)間でデータをコピーし貼り付け(ペースト)する場合は省略せずに「はっきり明示」する方法をとる必要があります。
8月7日の記事でエクセルプログラムの実行を行いましたが、そのプログラムも、2つ以上のブック(シート)間でデータをコピーし貼り付け(ペースト)していますので、「はっきり明示」で記述しています。順序立てて解りやすくご説明致しますので、焦らず確実に身に付けて行って下さい。
それでは、次回をお楽しみに。
読者の方へ。過去の記事をご覧になられていて、「画像」が上手く表示されない場合は、「hiro-yukioのサイト」の「過去のブログ記事」フォルダーにPDFで保存しましたのでこちらでご覧下さい。
