工具を使った仕事をしてると自然と「こんなの欲しいなぁ…」って思います。今まで沢山工具を買ったり加工したりしましたし、1から作った事も…。
僕は基本、工具を加工するのが好きでニコイチが多いですよ。
今回もニコイチで便利な工具を作っちゃいます🎵

ホームセンターのDCMブランド。安物ペンチとラチェットレンチ。
本当はラチェットじゃなくてシノを買おうとしたらシノタイプのラチェットレンチが同じ値段だったので選びました。
欲しいのはシノ部分。

一度もネジを回してないラチェットを切っちゃいます(*´∀`)♪
火炙りにして叩いて整形します。

整形したシノ部分とペンチを…
溶接して合体❗

とりあえず完成(笑)

ただこれだけです(笑)
番線(針金)を切って、縛る❗これって工具が2つ必要なんですよ。
1個で済ませられたら楽だろ❗って事で作りました。
実際に縛ってみた。

まあ、当たり前ですが縛れましたよ(笑)
使いやすさ?は微妙かな…慣れてないから持ちにくいと感じたのと、本物のシノを使って作らなかったからなんですが…シノ部分の形と表面のザラザラ感が駄目ですね。
番線を縛るシノは表面がツルツルしてるから抜き差しが楽だし、回してても抵抗が少ないんですよ。
ガッツリ縛った後に抜きやすいしね。
もし、真似して作るなら本物のシノを使って加工して下さい!
あと、ラチェットのシノ部分の材質が変でした。溶接しにくくて、溶接してる最中の感じは若干鋳物に似てる雰囲気があります。カットする時も簡単に切れたし、持ってても軽い。
材質が分からないです。経験した事が無い。何だろう?
ペンチの材質も溶接しにくい感じも…。
とりあえず力をかけて煽ったりしたけど折れなかったので、まぁいいっか🎵
最後は

錆び汁が出たら嫌なのでビニールテープを巻いて終了!
溶接したのに柄のゴムが溶けてないのは何故か?気になりましたか?
溶接してバケツの水に突っ込んで冷やしながら溶接してたからです。水滴はエアブローして飛ばしてから、また溶接!って感じで数回に分けて溶接しました。
溶接したところを水で急冷したらヤバイかなぁ…と思いながらゴムを大事にすることを優先して作りましたが全然問題なかったです。
将来的には折れるかもしれませんが自作品なので別にどーでも良いと思います。また溶接して直せば良いだけですから(^^)/
この自作工具に勝手にシノペンチって名前を付けましたが、シノとペンチが合わさった物は市販されてないようです。
特許取ったろか!って思ったら、シノ付カッター?なるものがあるみたい、

新発明かと興奮したけど似たような物があってガッカリ( ´Д`)=3
ちなみに残ったラチェットは廃棄せずにショートハンドル仕様として使いますよ(^^)/