機械屋のミスをリカバリーすることになりました。お陰で半端じゃない面倒な思いをしました。

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こんな大きな機械です。モーター無しで推定3トン以上あります。


何処をリカバリー?したのかと言うと、この辺の…

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ここ!

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画像中央のチクビみたいなやつ。すでに溶接は半分終わってます。

更にTIG溶接で盛り上げます。

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何をしたいのかと言うとベアリングのアウターがケース内で回らないように固定されるピンなんですが、機械屋が馬鹿だから勝手に削り落としちゃったもんだから短くなっちゃってピンの役目をしません。
だからTIG溶接で短いピンに盛り盛りして再生してます。


機械屋は馬鹿だからコの字の溝にピンが入るまで削ったんだろうね。溝に入れねーよ❗ぼけ!
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ちなみにケースも一緒に送ってるから分かるだろって言いたい!ピンが当たってる跡が見えないのかね??

半分以上短く削られて返ってきたんだけど、削る前に考えろよボケナス!ハンカクサイ❗
請求書は莫大だが脳ミソ小さく、やることはハンカクサイ。お金を払う気持ちになってもらいたいもんだ┐(´д`)┌
なんのためにケースも一緒に出したのか考えれよってね!


怒りに任せて溶接盛り盛りしてたら…

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ヤバイかも…盛りすぎかも…😓


ヤッパリね(T-T)

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写真では分かりにくいが1.5ミリくらい盛りすぎた。

僕もハンカクサイ失敗をしてしまった!でも安心してください!削れば良いだけですd(`・∀・)b



削る前にテキトーに養生して~💨

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テキトーに削った!

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こんなもんだべ❗


ピッタリ(^-^)v

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今回の溶接で何が大変か?何がメンドイのか?分かりますか?



溶接機の搬入ですよ❗

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倉庫に設置されてる溶接機をばらして、現場まで運んで、建物の中に運び入れて、現場でセットアップして、電源コードが届かないだのなんだのって配線も取りに戻って延長ケーブル繋げたり…イライラ現場です。
ガスボンベは小さいやつを持ってないので重たいしね!

溶接はソッコーで終わるけど準備の手間と時間は半端じゃないって❗



マジで手間ばかりで最悪です。機械屋のせいで糞重たい機械を何度も上げたり下げたり…スペアのベアリングホルダーと取り替えたり…ベアリングホルダーだけで1個推定30キロありますよ。それを何度も無駄に入れ換えたりしてたらそりゃあ腹が立ってきます❗チンコはさすがに立ちません(笑)


そう言えば何かの話で折れたボルトを抜くときに溶接して抜くって頻繁に書いてますが、こんな感じで溶接して盛り上げてからナットやボルトと溶接してから回したら大抵上手く出来ますよ。

折れたボルトにドリルで穴を開けて逆タップかけたりするよりも溶接して抜いたほうが成功率が高いし速いです。

機会があれば溶接によるボルト抜きを見せたいが、頻繁にある訳じゃ無いので興味のある方は気長に待ってくださいね(^^)

舐めたボルトナットや腐ったボルトなら過去のブログにも載せてますが折れたボルトの話はまだ載せてなかったハズですが、要領としては今回みたいに盛り上げていってから回せるようにナットやボルトを溶接して回すだけです。

ただ折れただけで、M6のボルトから上の大きさなら半自動溶接機で出来ますよ。
でもかじり付いてるとか、焼き付いてるとかはTIG溶接機じゃないと駄目ですよ。

溶接棒は特殊なヤツを必要とするから凄くコストがかかるんですけど成功率は半端じゃないって(^-^)v


盛るのは得意だけど話は盛ってないよ(^-^)/