ラーメン店15店舗の麺は、グループ会社の「小川製麺」で1日に7.000~10.000玉製麺しています。
私は修行に行かず独学で味を作ったので ”儲かるラーメン” を作れませんでした。
お客様はいらしているけど原価率が高く常にカツカツ💦
その打開案として麺を仕入れから自家製に切り替える事を考え、清水の舞台から飛び降りる気持ちで1号機を購入しました。
その後、店舗数が増えて行くのに合わせて製麺機を大型化し、現在 ”ある工程” を除いては自動化にしています。
その ”ある工程” がこちらです⇩
これはミキサーから出した ”そぼろ”(小麦粉、水、かん水、塩などをミキシングした物)を麺帯にする最初の工程。いわゆる ”粗麺帯” を作る工程です。
私が言うには、ここが最も麵質を左右する部分になります。
大手製麺所ではこの工程も自動化しています。そぼろを手でローラーに送り込む作業を機械で行うのです。
弊社も機械を購入する際検討したのですが、ここの自動化はそぼろをローラーに押し込む形になり、麺質が硬くなってしまう印象でした。
これは小川の麺ではない。と思い、あえてこの工程だけは手作業にしたのです。
弊社の麺は硬めにしてもバリバリでなく、周りが硬く芯はフワッとしています。ぜひ店舗で体感いただけきたいと思います。
一転、川下の部分(圧延➡切り出し➡丸め➡包装)は全て自動です。
この製麺機の導入で効率がかなり上がりました!
今年は既に2店舗のオープンが決まっており、製麺量が増えるので製麺所の重要性が増します。
今後も、お客様の今日をちょっと良い日にできる麺を作ってまいります<m(__)m>