ある日、お取引していた問屋さんからサンプルの味噌ダレを頂きました。
3食入りの生ラーメンに封入されている様な、小袋のものです。
当時の私は、市販品より自分の作る味の方が優れていると思っていたので、あまり期待せず試食しました。
ズズズズ~~~~ッ
「ウマい!」
自分の作る味噌なんか比較にならないほど旨かったのです。
で、すぐ問屋さんから商品版を取り寄せ、試作を開始しました。
メーカー推奨の味噌の量で作るとイマイチパンチが無い。
で、小川の味はどれもそうなのですが、だんだん味が濃くなって行きます(笑)
すると、バツグンにウマいレシピができたのです!
そして、相原駅前店を小改装し「親父の味噌」としてリニューアルしました。
相模原に味噌ラーメンの有名店「おやじ」がありますが、それをパクった訳じゃなく
親父さん(私の父ね)が相原駅前店の店長だったから「親父の味噌」でいっか。と(笑)
3店舗小川で出店した失態から半年ほどで全て別の味にし、今のビジネスモデルの原型が出来上がりました。
しかし!
相原駅前店はその後半年も持たず閉店となります。
それが初めての閉店でした。