なかなかあきらめませんね・・・・



保護責任者遺棄罪などで懲役2年6月の実刑判決を受けた元俳優・押尾学被告(32)について、東京地裁は28日、弁護側の保釈請求を却下した。

 この日、東京拘置所には昼過ぎから約30人の報道陣が集結したが、押尾被告は姿を現さず。午後5時過ぎ、8度目の保釈請求も却下されたことが明らかになった。

 弁護側は22日に裁判所へ保釈を申請。「今回は保釈される可能性はかなり高いと思う」と話していた。野嶋慎一郎弁護士はスポーツ報知の取材に「個人的には(却下は)不当だと思う」と話し、保釈却下の決定を不服として、29日にも抗告する意向を明かした。

 また、東京地検はこの日、「致死」は認めず保護責任者遺棄罪の成立にとどめた東京地裁判決に対し、控訴しないことを決めた。一方、押尾被告側は保護責任者遺棄罪とMDMA譲渡の2つの罪について無罪を主張。執行猶予付の判決を求め即日控訴しており、今後は裁判官のみの2審を東京高裁で争うことになる。検察側が控訴していないことから、1審の判決よりも重い刑にはならない可能性が高い。2審は年末から年明け早々になる見込みだ。