日本で生まれ育ったた、外国人って事は日本人なんでしょうか?

どんな目線で描いてるのか見たいですね目



日本で生まれ育ち、黒澤明作品や宮崎駿作品をはじめ多くの邦画の英語字幕を手がけてきたリンダ・ホーグランドが初監督を務めるドキュメンタリー映画『ANPO』が、9月18日より公開される。
 
 現在行われている第35回トロント国際映画祭で招待作品としてワールドプレミア上映され、現地でも大きな反響と評価を得た今作。基地問題が緊迫する今、60年安保を知る横尾忠則や中村宏などのアーティストの作品と証言を通して、日米関係の問い直しを日本人に迫る内容となっている。

 公開を記念して、ホーグランド監督が来日し、出演アーティストを含むゲストを連日招いてのトークショーを行うことも決定。公開劇場となる渋谷アップリンクでは、舞台美術家・朝倉摂と『1960年6月 安保への怒り』(1960年)で安保闘争の運動を描いた映画監督の富沢幸男(18日)、美術家の会田誠(19日)、『この世の外へ クラブ進駐軍』(2004年)で終戦後の日米関係を描いた映画監督の阪本順治(20日)が登壇する。

 また横浜シネマ・ジャック&ベティでは、基地の町横須賀で生まれ育った写真家・石内都(19日)が出演。いずれの日もアートの可能性について、映画で語りきれなかった安保についてトークが繰り広げられる。(編集担当:駒井憲嗣)