日本も3D映画が続々とでるんですねぇ~。



歌舞伎俳優の市川海老蔵(32)が本格時代劇映画(タイトル未定)に主演することが15日、分かった。海老蔵にとって2006年の主演作「出口のない海」以来4年ぶり、フリーキャスターの小林麻央(28)との結婚後初となる映画出演。「十三人の刺客」でベネチア国際映画祭に参加した三池崇史監督(50)がメガホンを執り、3D上映される。

 公私ともに充実する海老蔵が、大作映画でスクリーンに帰ってくる。物語は1962年に仲代達矢主演、小林正樹監督で公開された映画「切腹」がモチーフ。「切腹」は武士道社会を痛烈に批判した時代劇で、仲代の静かな怒りとクライマックスの死闘が高く評価され、翌63年のカンヌ国際映画祭では審査員特別賞を受賞している名作だ。

 海老蔵と初タッグを組むのは三池監督。「ヤッターマン」や「ゼブラーマン」など異色作を手がける一方、リメーク作「十三人の―」で本格時代劇に挑戦。今作も“正統派”の時代劇で、激しい殺陣のシーンも盛り込まれるという。時代劇の3D上映も初めての試みとなる。

 海老蔵は現在、京都・南座で「義経千本桜」に出演中。今年1月の婚約発表会見で「(結婚によって)さらに気を引き締めて取りかからないといけない」と宣言した通り、3月には現代ドラマ「霧の旗」に主演。6月にはロンドン、ローマでの歌舞伎公演も成功させるなど、新たな挑戦に意欲的に取り組んでいる。クランクインは10月の予定で、来年以降に公開される。