こんにちは、いつもお世話になります。
【社長応援団長＠福だるま】です。
昨日、友人の芸能プロダクションにお邪魔して色々と相談を受けました。
まあ芸能プロダクションと言っても、ピンからキリまでありますが大概の中小どころは自分たちの立ち位置が分かっていません。
特に社長は理解していてもスタッフやマネージャーたちが？？？
芸能界って1日でも一時間でも早く入った人が先輩って暗黙の了解があることをご存知ですか？
このルールは社長さんにも適用されるんですね。
僕が身近に芸能界のことを教わったのは、旅行代理店の社長をしていた頃でその頃バリバリに活躍されていた社長から、「この一日早ければ」を教えられ芸能の真ん中には入って来ないで旅行のような周辺ビジネスをしている限り面白くしてあげるよ、また周辺ビジネスで良いのがあれば一緒に応援するよとのことで、日中の暇な時間を見計らってよくお邪魔したものです。
社長としても年功序列というより、「一日早ければ序列」なのでどこそこのプロダクションでマネージャーやっていましたとか、制作畑でやっていましたとかの経歴を直ぐに洗われます。
この身上調査のことが分かっていないのが、立ち位置の分からない社長やスタッフたちなんですね。
この立派な経歴がある大手プロダクション社長や、大ボスの方達が普通の方とお会いするようなことは先ずありません。
社長が経歴詐称などしようものなら、何かの時に袋叩きにあいますよ。
若いグラビア系タレントの年齢詐称など可愛いもので、決して大手などのタレントではありませんからね。
露出が多いからといって、そんなことをやらせている事務所の社長は決して高い位置にはいません。
なので、いくら大物アーティストのマネージャーをやっていましたとかの経歴では社長一年生としては結構見下されて仕方ありません。
プロダクションとしてキチンとしているところは、必ず「音事協」や「音制連」に加盟されて業界全体の発展を考えられています。
また、コンサートや興行などでは別の業界団体がありそれぞれが上手く機能しあっていますからね。
昨日も、ややもすれば夢見る夢子さんのお話になりがちでしたが、今でこそ大物といわれる方でも頭が上がらない目の上のたんこぶ的な存在があることを教えて差し上げました。
よくあるタレントさんやアーティストの方の「独立劇」、この本当の裏側を知る人や仲介できる人が高い位置に社長として君臨されています。
そこそこに年を取っている社長だし芸能界も長いけど、うだつが上がらない社長さんが多いのも事実です。
「気をつけよう、甘い言葉と芸能界」
ありがとうございました。