【49】⑪昔々のお話「羊がオオカミ追っかけて…」 | お絵かき☆やすぴょんの 独り言

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油絵や色鉛筆画を、自分のペースで、じっくり描いています。
更新はゆっくりペースになる予定です。
お絵かきしたものと、やすぴょんの独り言を、のせていきます。

 

ご機嫌よう。

和歌山のやすぴょん、今日も勝手に独り言。

 

 

お絵かき☆やすぴょん 絵画 油絵 デッサン イラスト 和歌山 玉置泰江

 

 

夏休み、やすぴょんが

小学生の頃

お友達と よく

プールで遊びました

 

泳ぎ疲れたら

水の上で プカプカと

ラッコになりました

 

ユラユラと

浮かびながら

 

なぜ体が 水に浮くのか?

何が やすぴょんを

持ち上げているのか?

 

不思議で 仕方なかったけれど

 

他にも色々

不思議はありました

 

 

なぜ 蛍だけ

お尻が 光るの?

 

どうして

太陽や月は

落ちて来ないの?

 

 

と やすぴょんが 言えば

 

 

蛍だから

光るの 当たり前

 

光らなかったら

蛍じゃなくなる

 

太陽も月も

作り物じゃないから

落ちて来ないよ

 

 

と お友達に 笑われ

本当に幼稚な

やすぴょんでしたが

 

みんな いつも

仲良くしてくれました

 

 

あの頃、浮力や引力と 言われても

よけいに 分からなかったでしょうが

 

こういう事は 遺伝するのか

面白い事? に

 

なぜ どうして?

 

を やすぴょんの娘も

小さな頃から

大人に 質問攻めするのです

 

 

有り難くも

主人の実家から

地球儀を貰い

 

やすぴょんの実家から

百科事典を貰い

 

科学から 落語の本まで

色々 買って貰った 娘

 

やすぴょんも

とりあえず

国語辞典の 使い方を教え

本を買い

 

主人は 広辞苑を渡し

 

後で お話を聞かせてね

と言いながら

 

大人しくしていて

もらいました

 

その甲斐あってか

娘は

本好きには なりましたが…

 

 

やれやれ

 

いえいえ やすぴょん、

逃げたのでも 放任でもなく

 

これも 正しい教育

かと……

 

 

そうそう プールに浮かんだままの

やすぴょんは

 

耳元で ポコンポコン と

心地よい

水の音を 聞きながら

 

雲が 形を変え

大空を流れて行くのを

見るのが 好きでした

 

 

ある日

 

羊よ羊 どこへ行く

 

向こうの オオカミの所へと

 

だめだめ 食べられちゃうからね

 

どんどん

羊が オオカミ追っかけて……

 

あれ? 

 

どんどん

オオカミが逃げて行く……

 

あれれ~

 

 

お絵かき☆やすぴょん 絵画 油絵 デッサン イラスト 和歌山 玉置泰江

 

 

とうとう

 

羊に追いつかれ

 

羊が オオカミを

飲み込んだ

 

・・・・

 

雲はまた

形を変えながら

何事も なかったかのように

 

流れ 流れて 行くのです

 

 

大空では

予想だにしない

不思議な事が

繰り広げられている

 

それは

空の世界だけでは ない事が

大きくなって

分かるのね

 

 

たわいもない

やすぴょんの 子供の頃の

思い出でした

 

 

お絵かき☆やすぴょん 絵画 油絵 デッサン イラスト 和歌山 玉置泰江

 

 

では、ご機嫌よう。

 

 

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