ご覧いただきありがとうございます。土地面積は約37坪、延床面積は約32坪のマイホームをハウスメーカーで建てました！東京の郊外で、家族や猫と穏やかに田舎暮らしを満喫中です。
こんにちは。皆さま、お正月のお雑煮はすましですか？味噌ですか？
お正月までまだ少し早いけど、過ぎてからでは材料が手に入れにくいので紹介させてください！
私の故郷のお雑煮は、すまし派か味噌派かを超越した珍しいお雑煮です。
どんなお雑煮かと言うと、タイトルどおりあん餅お雑煮なのですよ。
数年前に作ったあん餅雑煮
あん餅雑煮への愛
わたしが生まれ育ったのは、うどん県と説明した方が分かってもらえるほど、うどんで有名な香川県高松市。
「うどん以外何もないんでしょ」と言われたこともありますが、「いえいえオリーブに醤油、和三盆などいろいろありますぞ」とつい熱くなってしまいます。
ただ、それらはお土産や特産品として売られているので、私の中では一軍なのです。
しかし、あん餅雑煮は地元の人が正月に食べるお雑煮。
県外の方が観光に来て食べるとか、お土産屋さんで購入するタイプのものではないマイナーな食べ物のように感じています。食べられるお店はあります。
それがとても残念でなりません。
だって、とってもおいしいんだもの！
もっと讃岐の雑煮を…！この素晴らしいあん餅雑煮を…！全国の人に知っていただきたい！！！
「あん餅雑煮？ナニソレ、キモチワルイ」などとおっしゃらずに、まずは食べてみていただきたいのです。
あん餅雑煮の具
“あん餅雑煮”を簡単に説明すると、いりこ出汁・白味噌仕立ての味噌汁に金時人参や大根（お雑煮用の細いタイプ）などの具を入れたお雑煮です。
餅はもちろん”あん餅”！
最後に青のりをハラリとトッピングします。
ここで重要なのが、大福ではなく普通の白いお餅の中に餡が入ったものということ。ここは、間違えたら大変です。
私は普段こし餡派なのですが、雑煮にはつぶ餡を使っています。
餡は甘いタイプが主流ですが、一部塩餡のタイプもあるとか。
具の人参や大根は輪切りにするのが良いとされています。
「一年丸くおさまりますように」「家族円満に」という意味のようです。
あと、我が家はかまぼこも入れ、あん餅は味噌汁と一緒に煮込みお箸で持つと垂れるほど柔らかくしています。
気分によっては、あん餅を焼いて入れることもあります。どちらも大好きな食べ方です。
ただ、意外と都内でもあん餅雑煮用の餅を見つけるのが難しいです。
香川以外で揃える場合は、アンテナショップまたはお取り寄せで購入するのがいいかと思います。また、余った白味噌はおでんのからし味噌として利用するのもオススメですよ。
あん餅雑煮の味は？
東京でお雑煮の話をすると大抵ビックリされるのですが、私にとっては”あん餅雑煮”を食べないと正月が来た気がしないほど、ド定番の正月料理です。
味噌は合わせ味噌などではなく、甘い白味噌仕立てのため、甘い餡と一緒に食べても違和感がありません。金時人参も甘めなので意外と合うのです。
まとめ
まるでスイーツを食べているような”あん餅雑煮”。
甘いものが苦手な方は辛いかもしれませんが、甘いものや、特に和菓子が好きな方にはおすすめのお雑煮です。
他県出身の友人に振る舞ったことがありますが、「お雑煮とは思えないけど、スイーツみたいで美味しい！」という感想をいただきました。
興味のある方は、一度味わってみてはいかがでしょうか。
雑煮の材料の一例
簡単に食べるならこんなキットも
