昨年11月の会の記憶もまだ残っていて気が進まないが
『知章』という曲が珍しい事と、
金春康之氏の『小塩』を拝見する為に出かけた。
終演後、奈良からいらしたお弟子様にご挨拶。
康之氏は今年5月、奈良での公演を最後に舞台から退かれるとの事。
平成27年1月、『弱法師』の舞台の素晴らしさからお弟子様にお声掛けしてしまって以来、
東京の金春会でご挨拶させて頂くのが恒例たった。
お稽古は継続されるそうだけれど、舞台を拝見するだけの私のご縁はお仕舞
それにしてもこの会は、シテ・地謡のみならず
不調法な後見までもが目につくようになった。
これも〈御時世〉というものか。