隅田八幡神社

和歌山県神社庁-隅田八幡神社 すだはちまんじんじゃ- (wakayama-jinjacho.or.jp)

 

 駐車場 12:55着 (徒歩) 隅田八幡神社 13:05~13:20

今回のツアーはかなりディープで、一般的な観光地では無い為に

大型バスの駐車場確保に御苦労が有った様子が随所に伺えるも、

全国からご参加の古代史マニアの方々はいたって協力的で全てに感謝しておられるご様子。

 

人物画像鏡の碑

(隅田八幡神社に伝わる人物画像鏡)

 

隅田八幡神社案内図

 

 境内図に有る通り、夥しい数の神々が集結しておられる。

(主祭神)誉田別尊 足仲彦尊 息長足姫尊 (配祭神)丹生都比売命 瀬織津比女命びっくり

 

 和歌山に入ったので吉野川は紀ノ川となる。

この神社の直ぐ傍に石室を持つ円墳、近くには中世の城跡も残る。

個人で来ていたら絶対に一通り探索する所だ。おねがい
 

 

 

名古曽廃寺跡

名古曽廃寺跡/橋本市 (hashimoto.lg.jp)

 

 住吉運動公園駐車場 13:50着 名古曽廃寺跡 13:57~14:11

此処こそは案内が無ければ絶対に行きつかないだろうと思われる場所。

 

瓦積みの基壇

 

 此処で「法起寺式伽藍配置」と奈良時代から平安時代の伽藍配置、塔の意味と塔心礎の変遷について

前園先生のお話を伺った。

 「律令国家前夜」(前美智知雄著 新泉社 2022) に詳しい。

 

駐車場14:27発

 

丹生都比賣神社

禊ぎ祓いの橋 禊橋 | 丹生都比売神社 (niutsuhime.or.jp)

御札掛け

 

 丹生都比賣神社(世界遺産) 15:03~15:43

神官の磯山氏が出迎えてくださり本殿参拝の後、

日本一の春日造の御社と御祭神、御札掛けの説明を受けた。

僧になる為に百日の「四度加行(しどけぎょう)」の前と後に御札を納める大切な所。

 ・晴て僧籍を頂き、これからその間丹生都比賣大神様のお導きが頂けます様に

 ・丹生都比賣大神様御御社党頭が何時までも反映されます様に

の二つが全て同じく書かれているのだそうで

神と仏の結びつきという日本人にとっては当たり前の文化が

外国では不思議だという事で「世界遺産」の指定を受けたとの事。

更には役行者を中心とした修験道関連の碑等は「日本遺産」になっている。

 架け替えられたばかりの禊橋を必ず渡る様に言われるのは

擬宝珠に納められた「麻と辰砂」によって清めの効果が有るという。

 

 

かつらぎ町 蟻通神社前を通過

 

笠田公民館 佐野寺跡の展示

 

 笠田公民館 16:04~16:18

担当者・和田氏による展示資料(瓦等)の解説と現地案内

 佐野寺跡(さやでらあと) 16:37~16:58

 

佐野寺跡

 

木製基壇の復元

 

 粉河寺 17:01~17:16

日没後となったため参拝のみ。

粉河寺縁起絵巻(平安末期成立・国宝)の基になった十一面観音像を祀る。

一巻一話は宝亀年中(770~81)

瓦から観る 名古曽廃寺ー朝妻廃寺ー上野廃寺ー佐野寺の続きとして

訪問しなければならなかった。お願い

 

 

 

 

つづく