突然ですが、4月から日本声楽家協会の「コレペティトール科」を受講させていただけることになりました。
20数年間まったくピアノに触れていない状態での再スタートなので、初心に戻って少しでもよい音楽創りをしていけたらと思っています。

モーツァルトが亡くなった年に作曲した「Ave verum corpus」という曲を練習した。
指導してくださっている先生の、「モーツァルトは35歳で亡くなったんですが、今日亡くなられた方は34歳だったそうですね、残念ですね」という言葉に絶句しました。
 

近所の郵便局から戻ると玄関ポストに夕刊が。
取ろうとすると朝刊も。

「朝刊取ってないよ」とツレアイに伝えると、「朝ごはんも食べてないのに夕刊が届いてるなんて」と。
 
珍しくない話、だと思うので無視。

開演を待つ客席の緊張感は好きです。
ステージにオケのメンバーが登場し、コンマスが出てきて拍手。そして音合わせ。お決まりのパターンです。
 

今日は最初がピアノコンチェルトだったので、コンマスがピアノで音合わせ。

ところがオケのメンバー一斉にどよめきと爆笑。
 

なんとコンマス、Aではなく三度上のCのキーを押してしまったのです!
これではオケのメンバーたち、音合わせできません(笑)。
コンマスがAを弾き直し、すみやかに音合わせ完了。

びっくりした〜。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」をイタリア文化会館で観てきました。
昨年、日本音楽コンクールで二位に輝いた工藤和真さんのオペラデビューということでワクワクドキドキでしたが、客席後方から舞台へ駆け上がっての「シチリアーノ」第一声が会場に響き渡ったとき、おそらく誰もがトゥリッドゥに魅了されたことでしょう。
「Mamma, quel vino è generoso」では、いいかげんな男であるはずのトゥリッドゥに感情移入してしまったのはわたしだけではなかったと思います。工藤さんの非凡な演技力に圧倒されました。

サントゥッツァの加賀ひとみさんもよかったが、ルチア役の野間愛さんとコーラスのすばらしかったこと。次回はぜひ野間さんのサントゥッツァを聴いてみたい。昨年聴いた野間さんのケルビーノ(フィガロ)ももう一度聴きたいな〜。

工藤さんは昨年の音コン一次予選から注目していました。
二次のあとに「本選まで残ると思っていなかったので選曲間違えたかも」というご本人の投稿を見つけて、いったいなにを歌うのかと楽しみにしていたら、「星は光りぬ」と「誰も寝てはならぬ」を堂々と歌われました。

その後の投稿で「初めてのオーケストラ共演」だったと知り、なんとも愛おしくなったものでした。

 

東京芸術大学の公開講座、抽選に当たりました。

イタリア歌曲の嶺貞子先生、「四捨五入すれば90ですよ」とおっしゃる日本歌曲の瀬山詠子先生、ドイツ歌曲の多田羅迪夫先生という、あまりに贅沢な先生たちのご指導を受けることができました。

一年かけてもこなせそうにない課題山積みですが、愉しみの日々です。
2015年の日本音楽コンクール声楽部門で堂々二位に輝いた、現在26歳の工藤和真さん。
クラシックにこだわらず、幅広いジャンルの音楽でそのすばらしい歌声を聴かせてくれます。


http://www.tv-tokyo.co.jp/kb/smp/next/index.html

ほとんど唯一追っているピアニストのコンスタンチン・リフシッツさん。
樫本大進さんとのデュオもすばらしかったが、ベヒシュタインから届くワルトシュタインは、「幻想的」という言葉では云い尽くせない、なんとも深く、そして広い世界でした。
リフシッツの音楽は、そんなことはありえないとわかっていても、カント的でもありヘーゲル的でもあるように思えます。
ショパンのプレリュード全曲演奏では、終曲24番を弾き終えて観客が拍手を準備しているところに、なんと冒頭の1番をまたさらっとお弾きになったのには度肝をぬかれました。
弾き終えたとき、それがごく自然に感じられたのも、リフシッツの偉大さなのでしょう。

客席にはジブリの高畑勲監督のお姿も。