皆さんこんにちは、宝塚人事ラボです。
一昨日、雪組『ポーの一族』新人公演の配役が発表されました。

主演は106期:華世京、ヒロインは111期:澄花まい。

 

今回は路線スターの役を中心に何故その配役になったのか。
その配役が示す今後の雪組人事について徹底的に分析します。

108期:水月胡蝶、109期:結翔恋に主演のチャンス?
109期:音綺みあは遂に上がるのか?

 

 

 

 

1.主演争いは三つ巴だった

過去の新人公演の配役から今回の『ポーの一族』の主演候補は
3人に絞られていたと思います。
 

それが、
106/期:華世京
108期:苑利香輝
109期:律希奏

 

結果は華世京の3回目が決定。
 

華世京は
・研3で新人公演初主演
・研4で新人公演2回目主演
・研6でバウホール公演初主演
 

既に4番手として本公演でも組の中心として活躍しています。

 

年間作品数が減り新人公演の回数も減った中、
下級生ではなくわざわざ華世京に3回目の主演をさせた意図は
どこにあるのでしょうか?

理由①3回目の新公主演をさせたかった

新人公演3回以上のスター一覧(95期~105期)

※トップスター就任者は太文字

91期:鳳真由
92期:真風涼帆(4回)
93期:彩風咲奈(5回)、芹香斗亜(4回)、愛月ひかる(4回)、蒼羽りく
94期:珠城りょう(4回)
95期:柚香光月城かなと礼真琴
96期:なし
97期:永久輝せあ(4回)
98期:暁千星(4回)、天華えま、瑠風輝(4回)
99期:なし
100期:聖乃あすか
101期:縣千
102期:天飛華音
103期:なし
104期:なし
105期:なし
106期:華世京

 

91期~97期の11人中8人がトップスター就任。
トップスター就任確率は約73%
91期~97期の全体の新人公演主演は30人。
そのうち11人がトップスター就任。
トップスター就任確率は約37%

 

新人公演を3回以上主演したスターの方が
「2倍」トップスター就任確率が高い
ことが分かります。

 

近年は新人公演の回数が減っている中での
新人公演3回目主演はトップ就任確率が高くなるでしょう。

理由②大作ミュージカルだったから

一本物(大作ミュージカル)の新人公演主演者は
将来のトップ候補(正路線候補)の下級生である傾向があります。

一本物新人公演主演者一覧(2020年~2025年)

月組公演『GUYS AND DOLLS』108期:雅耀
雪組公演『ベルサイユのばら』104期:蒼波黎也
花組公演『アルカンシェル』104期:天城れいん
星組公演『1789』105期:稀惺かずと
宙組公演『カジノ・ロワイヤル』105期:大路りせ
雪組公演『蒼穹の昴』106期:華世京
月組公演『グレート・ギャツビー』102期:彩海せら
宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』102期:風色日向
(星組公演『ロミオとジュリエット』新人公演中止)

 

一本物の新人公演は実施された全8公演中7公演で
新人公演主演2回以上の生徒が主演を務めています。

 

104期以降最も早くバウホール公演初主演をし、
異例の早期抜擢に応え続けている華世京。

 

2度目の一本物の新人公演主演をさせて、
トップ候補として箔をつけたかったのでしょうか?

 

ここで、では苑利香輝か律希奏が2回目の主演でも良かったのでは?と思った方。
正路線設計の視点から見てましょう。

理由③余裕があったから

理想的な路線設計は3学年ごとに正路線をつくり、
その間に別格路線をつくることです。

 

男役、娘役共に路線設計の観点から解説しています。

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
では、また次回お会いしましょう。
おやすみなさい!

 

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皆さんこんにちは、宝塚人事ラボです!

 

宝塚歌劇団の大階段を使った圧巻の男役群舞。

 

男役群舞は本当に「学年順」なのでしょうか?

今回は月組の男役群舞を8公演分追跡し、
全出演者の立ち位置と序列順位を集計してみました。

 

見えてきたのは、

・学年を超えて上位配置される生徒
・突然順位が跳ね上がる生徒
・トップ体制変更と同時に発生する序列再編
・新人公演実績だけでは説明できない扱いの差

 

特に驚いたのは、

「劇団が明らかに特別扱いしている生徒」

が複数確認できたことです。

 

実際に8公演分の群舞の立ち位置から序列変動のグラフを作成すると、

「いつから抜擢されたのか」「スター同士の序列変化」

が見えてきます。

 

さらに分析を進めると、

・礼華はるが上級生を抜いた本当の転換点
・彩海せらが正路線として扱われ始めたタイミング
・七城雅が差別化されたタイミング
・路線スター以外で破格の扱いを受けている生徒
・次回公演Belle Époqueで起こる可能性が高い配置変化

まで見えてきました。

 

誰が上がり、
誰が停滞し、
劇団がどこを見ているのか

を徹底的に分析しています。

 

実際のグラフと順位推移を見ると、想像以上に露骨。

▼続きはこちら

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
では、また次回お会いしましょう。
おやすみなさい!

 

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皆さん、こんにちは、宝塚人事ラボです!
今回はある読者の方からのご意見に答えていきたいと思います。

それが、

2033年は星組100周年、翌2034年は宝塚歌劇120周年という節目に合わせて
稀惺かずとが2033年に星組トップスターに就任する。

昨日、初バウホール主演公演『銀二貫』が開幕しました。
さて、稀惺かずとの未来は如何に?

 

1.星組100周年のトップスター

序列のみを基にシミュレーションした結果、
稀惺かずとは2034年に月組でトップスターに就任。

2034年、宝塚120周年の顔の一人。
ただし、2033年の星組100周年の顔は天飛華音→華世京。

 

 

 

 

2033年に稀惺かずとが星組トップスターに就任するには、
上位世代の任期調整が前提。

現星組トップスター 98期:暁千星
次期星組トップスター 102期:天飛華音?

この2名のトップスター任期が大劇場公演12作で収まる場合、
稀惺かずとは2033年にトップ就任が可能となります。

・暁千星6作+天飛華音6作
・暁千星7作+天飛華音5作
・暁千星8作+天飛華音4作

天飛華音の組替え&102期前後の他組出身者の星組トップ就任の可能性もあります。


2過去の事例

.周年とトップスター人事の関係はあるのでしょうか?

50周年

花組50周年:花組出身の甲にしき
月組50周年:月組出身の古城都
雪組50周年:雪組出身の汀夏子
星組50周年:花組出身の瀬戸内美八→星組出身の峰さを理

100周年

花組100周年:花組出身の柚香光
月組100周年:月組出身の珠城りょう→雪組出身の 月城かなと
雪組100周年:雪組出身の彩風咲奈→月組出身の朝美絢

その組出身のトップスターが在任する形になっており、
途中交代を含めて調整されているようにも感じられます。

他の例も見てみましょう。

宙組20周年:星組出身の真風涼帆
宙組10代目トップスター:宙組出身の桜木みなと(宙組生え抜きは初)

宝塚100周年

花組花組出身の蘭寿とむ→月組出身の明日海りお
月組月組出身の龍真咲
雪組:花組出身の壮一帆→宙組出身の早霧せいな
星組星組出身の柚希礼音
宙組:雪組出身の凰稀かなめ

制度として明文化されているわけではないものの、周年においてはその組の出身者を配置する方向に人事が動いている可能性は高そうです。
但し例外もあり、絶対的な要素ではありあせん。


3.まとめ

稀惺かずとが2033年に星組トップスターへ就任するシナリオは、
有力なシナリオの一つです。
ですが、序列を重視した場合は起こらず、人事を調整する必要があります。

過去の周年事例を見る限り、
その組出身者を周年の中心に据える傾向はに存在します。
一方で絶対条件ではなくあくまで「優先されやすい判断軸」に過ぎません。

答え合わせは7年後。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
では、また次回お会いしましょう。
おやすみなさい!

 

 

 

 

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