西大台ケ原ガイドツアー | 《ODSS》エコツアーと登山で岐阜を元気にする!

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岐阜県を中心に登山やエコツアーで地域を元気にして行こう!と熱い情熱をもって、集まった仲間たちの日記です。

先日、西大台ケ原のガイドをしてきました。

大台ケ原は、日本有数の多雨地帯で、それゆえに原生の自然が残されています。
そんな貴重な自然を残すために“西大台”は、日本国内で唯一の「利用調整地区」として入山者数の制限や利用のルールが設けられ、事前に入山手続きが必要で、入山料を払って区域内に入ります。

 
入山する前に、ビジターセンターで利用上のルールなどのレクチャーを受けます。

 
入山口には、こんなマットが置かれていました。
外来植物を持ち込まないよう、ここで靴底をきれいにしてから入ります。

 
 区域内には、監視員の方、数人が巡視されていました。
1グループ10人以内で行動するというルールがあり、その確認や増水のチェックをしていたようです。

 
川を渡る場所が何箇所かあり、ロープを頼って慎重に渡ります。

 
苔の多い林やブナの原生林が広がり、なにか妖精が出てきそうな?
静寂で神秘的な雰囲気の中を歩きます。

途中、アナグマ?らしき動物も発見!
(写真がないのが残念・・・)

 
ここは開拓跡地。
明治の頃、開拓しようと何度か試みたようですが、厳しい自然条件のため頓挫し、現在は森林に戻っています。

およそ4時間30分かけて1周し、戻って来ました。

利用調整地区ということで、なかなか入ることのできない山をガイドさせていただき、私自身も勉強になりました。

このすばらしい自然環境を多くの方に楽しんでもらいたいですね!

はんこ