コースは石徹白から美濃禅定道を通り室堂へ、そして中宮道から北縦走路を経て、白川郷へ
秋の花と紅葉に恵まれた、5日間の山旅でした。
まずは美濃禅定道から白山本峰への前篇をお伝えします。
登山口から美濃禅定道に入ってすぐに、石徹白大杉があります。
「屋久島の縄文杉も同じぐらい」と誰かに聞きました。
実りの秋ですね。
4泊の行程中、避難小屋は3泊でした。
この時期避難小屋はほとんど独占状態でのんびりとくつろげます。
白山には多くの避難小屋があります。
美濃禅定道は贅沢な山行でした。
徐々に高度を上げ、稜線に出るとブロッケンも見れました。
右写真の奥が白山本峰です。これから歩いてゆく稜線が見えます。
禅定道とはかつて修行者が登った道です。
白山には美濃禅定道の他に、加賀禅定道、越前禅定道があります。
禅定道の起点は馬場（ばんば）と呼ばれ、終点は白山本峰。
馬場はかつては馬を停めていた所で、今でいうバスターミナルですね。
紅葉した箱庭の中に建つ南竜山荘。
一度泊まってみたい小屋ですね。
目指す白山本峰はもう少し…。
次回は白山全山縦走の後半編をお伝えします。
赤木淳也