また登場の赤木淳也です。
もう2週間ほど前ですが、松本の山岳ガイド仲間と二人で、明神岳に行ってきました。
朝一のバスで上高地に入り、日帰りで行ってきました。
ルートは明神岳東稜。
登頂後、時間があれば五峰まで縦走、時間がなければ奥明神沢下降の予定でした。
明神から見る明神岳五峰。
右の沢状の所から取りつきます。
雪の上を歩いていきます。 快晴無風で暑い日でした。
途中からロープをだし、稜線を行きます。
後ろにひょうたん池があるのですが、この時期は雪の下です。
途中でゆっくりのパーティーを追い抜き、どんどん高度を上げます。
話してみると、彼らは二泊三日で登っているそうです。
重い装備でゆっくり行くより、軽装で素早く行った方が快適で安全だと思うのですが。
ガイド練習も兼ねて、ずーっとショーとロープ! 特に難しいところもなく、ガイド練習にはいいルートです。
様々な支点を使い、臨機応変に対応します。
後ろに上高地、明神徳澤方面を見ながら快適な登攀。
あっという間に稜線に飛び出しました。 突然、穂高の山々が視界に飛び込んできます。
時間があれば五峰まで縦走したかったのですが、今回はバスの時間がギリギリだったので奥明神沢を下降。
一瞬で岳沢に到着。
岳沢ヒュッテの懐かしい顔ぶれに再会。
小屋開け作業中でしたがお水を頂き、少しゆっくりさせて頂きました。
来週はまた岳沢ヒュッテでお世話になります。
山では様々な判断が求められます。
残雪期は天気が良ければポカポカで快適な山登りが楽しめます。
しかし天気が荒れると冬山に逆戻り。
春のリスクは冬よりも少ないのですが、油断大敵。
慎重に楽しみましょう!!
でも、春山はいいですよ~。
赤木淳也