かとちゃんです
ただ今、トヨタ白川郷自然学校で研修中です。
このシーズン、白川郷では各地でどぶろく祭りが行われており、連日観光客で賑わっていました。
私も、どぶろく祭りのはしごをしてきたので、各地の祭り様子を報告します。
先ずは、荻町のどぶろく祭りの様子。
そして、いよいよどぶろくの振る舞いです。
割烹着を着た地元白川村のご婦人方がどぶろくを注いでまわります。
舞台では、地元白川村の郷土芸能が披露され、どぶろくを飲みながら楽しんでいます。
堂々と踊っていて、ヒーローになったかのよう。
続いて、鳩谷のどぶろく祭りの様子。
平高校伝統芸能部の郷土芸能も披露されました。
かなり体はってます
獅子舞は子どもたちから子どもたちに引き継ぎ、高校生も郷土芸能を引き継ぎ、若い世代がこうして伝統芸能を引き継ぎ、子どもから大人まで村人みんなでお祭りを作っている様子がうかがえ、昔ながらの村祭りが残されているのだなと感じた。
地元のお年寄りの方にお話を伺ったところ、どぶろく祭りは、古事記に出てくる天岩戸神話にもとづいているという。天照大神が天岩戸に姿を隠して、世の中が真っ暗になったときに、みんなで飲んで、踊って、騒いでいると、天照大神は何事かと外をのぞいて世の中が明るくなったという神話にもとづいているそうだ。
今は遠くからお祭りを見に来られる方が多くなり、見せるお祭りになってきたが、昔は地元の者だけのお祭りで、自分たちが楽しむお祭りだったとおっしゃっている方もみえた。
いずれにしても、子どもたちがキャーキャーと走り回り、大人たちは飲んで、踊って、笑って、こんな賑やかで楽しいお祭りは、きっと神さまも大喜びだろうな
どぶろく祭りは、地域によってどぶろくの味が微妙に違い、獅子舞や郷土芸能や余興も違って楽しめます。
また、来年の秋をお楽しみに!
祭りは終わったけど、今の白川郷は紅葉が見ごろですよ
ぜひお出かけください!