今年もクリスマスが近づいてきましたね。
女の子にモテたためしのないキモ男のみなさんは今年も怖れおののいているのに違いない。
「本年も過去10年と同じようにラブリーであるべきホワイトクリスマスをひとり部屋の中でコンビニ食材をたべながらテレビを見て過ごすのか……」
と。
しかも
「ちっとも寂しくなんかない。」
「クリスマスなんかどーでもいい。」
「いじいじしている奴らはバカだ。」
……と、自分の気持ちを騙しだまし操作さえしなければならない。
その操作自体がいじましい(笑)。
ダイジョーブ。
今年からあなたもホワイトクリスマスであり、サイレントナイトだ。
JK(女子高生)があなた方を支援してくれるからだ。
といっても援助交際ではない。
クリスマスの定番といえば、テレビで流れるBGM山下達郎のCMだ。
イルミネーションの下で寒い手を合わせながら待ち続ける白いニット帽をかぶった女の子。
♪きっと君はこないひとりきりのクリスマスイブ…
バイトの終了がおそく、待ち合わせの時間に大幅に遅れて、あわてて電車を乗り継いで駆けつける彼氏。
♪サイレントナイトホーリーナイト…
みたいな設定ね。
このCMを見るにつけ、世のBK(ブサキモ)たちは
「なに、くさい芝居やってんだよ!テメーらはよオ!」
と、テレビ上のカップルを罵っていたわけだが、わが身には決して訪れないそのシチュエーションが内心は羨ましいのである。
やりましょうよ。そのくさい芝居を。
「JK V.S BK」だ。
わたしがアルバイトで雇った可愛らしいJKがあなたをイルミネーションの下で待ってくれます。
時給2,000円の彼女の報酬はあなたが負担します。
ビデオカメラを肩に乗せた簡易撮影隊2人とともにあなたはあわてて電車に乗り込む所から撮影してもらいます。
猛然と走って行ってイルミネーション下の彼女の前に立つ。
「ごめんね……。」
彼女は責めることもなく微笑んで、乱れたあなたのマフラーをそっと直してくれる……。
以上の撮影には1時間もあれば充分である。
この撮影は、自分だけの記念動画としてDVD化され、あなたは後日有料で受けとることが出来るのだ。
JKへの報酬、2,000円。
撮影隊への謝礼、5,000円。
DVD代、5,000円。
しめて12,000円であなたはラブラブでハートチックなホワイトクリスマスを手に入れることができるのだ!
ぼっちサヨウナラ。
もうBKとは呼ばせない。
そしてあなたは今後自宅で何度でもDVDを再生して、ほのぼのとした気分に浸ることが出来るのだ。
よかったよかった。(^_^)v
ただ、わたしはあなたに気がついて欲しくないことがひとつだけある。
通常のカップルは二人の記念の動画をお互いに持ち合っているものだが、あなたが大事に持っているDVDを、お相手のJKは決して持っていないということである(笑)。