女性の悩み相談室 2 | せいたのすくわれないブログ

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Q. 友達の中の結構多くが、キスまでは許すっていう「キスフレ」を作っています。
それ以上には進行させずに様子をみるっていうのかな…。
簡単に言うとじらし作戦なんです。
それで男の子の質も割りと分かってくるみたいな。
わたし、決して可愛くないんだけど、合コンのあといきなりキスフレ作戦スタートで陸上自衛隊の彼氏ができました。
彼、それ以来ずっと誠実なメールをくれ続けています。
デートは今で10回目。
でもまだキスまでしかさせてません。なんだか不安です。
わたしは可愛くはないし、このままだと他のキレイな女が彼にやらせちゃって取られてしまうんじゃないかなんて…。
いとも簡単にわたしの元を去って行ったりするんじゃないかって…。
でもね。身体をゆるしたならゆるしたで逆に目的をとげてさっぱりして去って行くんじゃないかなんて…。
わたしはこのままキスフレじらし作戦で行くべきなんでしょうか?


A. 今すぐやらせなさい。

そして、「わたし、子供のときお母さんに手を引かれてある霊能者にゆくゆくの人生を見てもらったところ、
『婚姻前に男性に身体をゆるしたら、あなたは一生ひとりぼっちで生きていく事になる』と言われた」、と打ち明け話をしなさい。

その佐村河内キクという霊能者の証文も見せなさい。(自分で作っといて。)

そんな経緯があっても、今現在の恋に殉じて身体をひらいてくれたあなたに、自衛隊の割りと単純で気のいい純情タイプの彼氏は感動と戸惑いを感じることでしょう。
でも、一方で責任感も感じてくれたりするから大助かりなんです。
根が単純だから責任感持っちゃうんですね。
そうなったらもうけ者だから、実家に連れて行って家族に引き合わせ、家族にも大芝居を打ってもらいなさい。

「お、お前は!」

なんて、お母さんが絶句。

「お姉ちゃん!」

と妹が蒼褪める。

「佐村河内先生がおっしゃった事を決して忘れちゃいけない、っていつも言ってたのに!」

と油汗を浮かべるお母さん。

「一生、ひとりでいいのかい?!」

座卓の座布団の上にはこぶしを握りしめたまま、瞑目しているお父さん。

「お… お姉ちゃん。」

と妹。

「だってタカシの事好きだったんだもん。」

とうつむくあなた。

「一時的に好きだからってあんた!」

と、オロオロするお母さん。

「もう遅いわよ。」

とひらき直るあなた。

「今さらみんなに文句言われても…。」

「自分の人生なんだよ!」

とお母さん。

「じゃ、ひとりで生きていくんだね?ひとりで生きていく覚悟の上でそんなことしたんだね?」

段々ヒステリックになってくるお母さん。

" まあまあ。 "

と座布団から立ってきたお父さんがお母さんをなだめるように手で制するが、そのお父さんの顔も沈痛な表情。(ちゃんと演技してね。)

「お姉ちゃん、ほんとにそれでよかったの?」

オロオロとばかりする妹。(ちゃんとやってね。)

「もう、遅いのよ。」

と、あなた。

「だってタカシの事好きだから…。」

「わかった。」

と、お父さん。

「お前がこの好青年に惹かれたのはお父さんも何となく分かる。
過去のいましめさえも胸中から押しやってしまうほどにこの人を好きになったってわけだ。
お前がもし本当に佐村河内キク先生がおっしゃったように、婚姻前に男性に身体をゆるした事によって一生男性に縁がなくなってしまい、一人ぼっちで淋しく生きていく事になったとしても、それはそれで仕方がない。
お前の言う通り、終わったことだからもう遅い。
…でもね、恵理。
お前がもしひとりぼっちで生きて行ったとしても、お父さんは… いつまでもお前のお父さんだよ。」

「待ってください!」

と、ここでタカシが100%の確率で口をはさむだろう。

「ぼくが恵理さんをひとりぼっちにさせたりするわけがないですよ!」

と、120%の確率で宣言するだろう。

お父さんとお母さんは唖然としてそんなタカシくんの顔を見る。

あなた(恵理さん)も驚きのまなざしを見ひらいて、かたわらのタカシくんの横顔を見る。(ちゃんとやってね。)

そんなあなたをタカシくんはしっかりと見返して、微笑んでうなづいてみせるだろう。

「お、お姉ちゃん!音符

涙ぐんでパチパチと手を叩く妹。

こっそりと縁側で聞いていた近所の面倒見のいいおばちゃんがもらい泣きしながらそのまま家に上がり込んできて、
「ちょいと電話をお借りするよ!」

酒屋さんにビール2ダースや清酒の一升瓶などを注文し、一番近いバス停の向かいの食堂にも電話して、ありったけの料理を作って持ってくるように言い、あらかじめ声をかけておいたご近所のおじいさんやおばあさんもとっておきのお惣菜を手に持ってぞろぞろと集まって来る。

こうして宴会が始まって、なにやら怒濤のように進んで行った展開にまだ現実感を覚えぬまま、ふだんはお酒に強いはずのタカシくんも、この日の宴会では少しのアルコールにも赤い顔となってしまい、みんなの「おめでとおっ!」の声に、笑いながら頭をかいているのです。