本日の真樹道場
は、昼の合同稽古に参加させて頂いた。
初めてお会いする師範の元、また新しい発見も多かった。
そして肝心の蹴りの本数は・・・1860本。
おお、久々に2000本を切っている。
感覚としては大して変わらん(笑)
だが、その分、より高くより丁寧にはこなせた気がする。
で、実は真樹先生から大変な任務を仰せつかった。
・・・ううむ。
チト緊張するが、ここで気張らねば何のための男か。
ま、どこまで行っても俺らは“踊るやくざ”だから、
「調子悪くて当たり前!」と、飄々とするしかねえわなぁ。
では、これから夜の新宿へとくり出します。
雨
の日には何故か厳粛を感じる。
多分、“あの日”の記憶が忘れられないんだと思う。
何年か前のことだ。
都心からちょっと離れた、とある山の中にそびえ立つ
樹齢1000年の巨木を訪ねたことがあった。
その日も雨だったが、思い立ったら吉日と傘を片手に
山道を歩いた。
途中で道に迷い、尋ねる民家もなく途方に暮れている
と一台のタクシーが。
運転手さんは送迎の途中で急いでいる様子だったが
事情を話すと、30分くらい待っていてくれるならと俺を
近くの旅館まで乗せて行ってくれた。
そして俺は旅館のロビーで待たせて頂いたのだが、
ひと段落してよくよく考えてみると、よくあんな山の中で
タクシーに遭遇できたモンだなと不思議に感じた。
約束通り、タクシーの運転手さんは30分後に迎えに
きてくれた。
そして目的地まで俺を乗せて行ってくれたのだが、親切
にも帰りもお困りだろうと迎えに来てくれると言う。
約1時間ぐらい巨木の前で佇んでいただろうか。
雨の中にそびえ立つ樹齢1000年の巨木。
1000年もの間、どんな体験をし、何を感じてきたのだろう。
戦争や天災・・・想像を絶する体験をしてきたはずだ。
ふいに荘厳、幽玄という言葉が脳裏をよぎった。
やがてタクシーが近づいてくる音が聞こえ、俺は巨木に
一礼してその地を去った。
その頃からか、雨が降ると俺は大木に会いたくなる。
今日の花は先日と色違いのダリア。
しつこいようだが・・・小林清志郎、花の分かるやくざでありたい。
上海万博
で、自作ミュージカル「ココロのまほう」 を上演されていた
武田チャンが帰国した。
で、お土産を頂いたのだが・・・。
なんだろう・・・酒飲みのクセして甘いモン好きな俺は興味津々。
“純豆酥”・・・ううう、興味津々。
げげっ、まずい!!
武田ちゃん・・・申し訳ないけど、コレめちゃくちゃ不味いっス(泣)
学び
が多い今日この頃。
今日は撮影の合間に山本昌平さんが“ワル役”についての話を
「遠くから見たら分かんねえんだよ。でも近くで見ると遠くからじゃ
ねえ細かさがあるだろ」
そして
「芝居の上手い下手じゃなくて、お客さんを取り込む芝居をするんだ」と。
常日頃、心がけていることではあるが、大先輩に言われるとまた一つ
深く考えることになる。
昌平さんはお会いするたびに次の“踊るやくざ”はいつやるのかと聞いて
下さる。
そしてご自身が出演することになった時のシーンを何パターンも語られる。
恐縮然りだ。
花火はいつ打ち上げるのか…待たせてばかりで本当に申し訳ない。
余談だが、
「俺はやくざ俳優になるつもりは毛頭なかってんですがねぇ」と言うと、昌平さんは
「んなもん、俺だって一緒だよ」と笑顔になられた。
その笑顔はとてもチャーミングな悪役の笑顔だった。
偉大なる先生の意外な言葉
の数々・・・。
夕べは真樹道場終了後に真樹先生とサシで飲むという機会を得た。
先生に伺った道場隣の店に行くと、店内には大きめなテーブル席が
いくつか空いていたが、カウンター席にいろと言われていたので、
カウンター席に着いた。
いくらも待つことなく先生は現れた。
ビールを暫し飲み、酒が白ワインに変わった頃、「先生、実は伺いたい、
と言いますか、お話を聞かせて頂きたくて」と切り出すと、先生は「悟志
ぐらいの歳になるとやってることや先のことなんかを色々考えるんだろう
な」と察したように答えられた。
それからの約一時間半、真樹先生の生き様に触れることとなり、また
大きな財産を頂いた。
先日も貴重な話を堀田眞三さんから聞かせて頂き、この一週間でかなり
自分自身をリセットすることができた。
本当にありがたいことだ。
ちょっと意外だったのは、先生は間もなく70歳になられるが「いやなもん
だな、70なんてよ」とお歳を気にされていた。
先生もそのようなことを気にされているのかと思うと失礼ながら面白かった。
その他にも空手を始められたきっかけなど意外な話は多かったが、一番
驚いたのは、先生は90歳まで空手を続けられると言う。
それがまた先生なら必ずやるんだろうなと思わされてしまう事実…。
小林清志郎、人生まだまだこれからだなと痛感せずにはいられない夜だった。
先生、ありがとうございました。










