以前お世話になっていたスタジオの
発表会を観に行った話の続きです。
大好きな場所に
帰りそびれているうちに
時は流れて
帰れない場所になったと感じていました。
はじめサークルのような形で
レッスンが始まった頃は
時には生徒が2~3人だったり💦
元校舎だった貸しスタジオ時代には
レオタード姿のままで
皆で階下からバーを運びこんだり
レンタルスタジオ時代には
皆でリノリウムを敷いたり片付けたり
そんなことも楽しい思い出で、、、
そこからはじまって
今では立派なスタジオのある
大きな教室になって
舞台やイベントを多数開催していたと
思っていたのですが
発表会としては
今回が第一回だと知り、、
そこに所属しているブロ友さんの応援に
そして先生の応援に
これは、、行きたい!行かなきゃ!と
突然決心して
行ってきたわけです。
ドキドキしながら到着したけど
受け付けに先生の姿はなく、、
何故なら先生は、、
幕物に出演されるということで
しかも、先生の大好きな悪役で!
その時点でお目にかかるのは無理だと
諦めて
先生の出番まで残って観ることにしました。
(遅く帰れないので全部は観ない予定でした)
前半の大人のバリエーションは
皆さん本当に素敵でした。
かなり前の席だったので
前の席のかたの頭で
足元まではよく見えなかったのですが
そのおかげで確信できました。
「上半身が美しければ多分全体美しい!」
ってこと。
顔の付け方、エポールマン、
そして何より表情。
舞台の上で踊っている姿は
演目の人、そのもの。
大人だけど頑張ってるな~とか、
コンクール観る時みたいな
爪先が~とか、
ポジションが~とか
そんなことは一切考えずに
ひたすらに
バレエを楽しんでいる私がいました。
こんな素直な気持ちで
大人のバリエーションを観られたのは
はじめてかもしれない。
私も、、あんな風に踊りたい、、
なんだか、やるべきことが見えてきて
また頑張りたくなりました。
先生の格好いい悪役姿を鑑賞しながら
変わらないそのエネルギッシュな踊りに
安心?したり。
先生の年齢のことを言うのは良くないけれど
私の娘のようなお若い先生なので
つい、、
その行動力に感心したり
時には危なっかしく思えて心配したり
素敵な女性の成長物語、
サクセスストーリーを
こっそり応援しながらみてきた、、感じかな。
(いち生徒が勝手にそんなこと思って
ごめんなさい。)
フィナーレまで観ていたかったけど
帰宅時間になったので
でも、
暖かいもので満たされた気持ちで
会場を後にしました。
これで区切りはついたわ!
私は次へ進みます。
もう次に進んではいたけれど
ほんの少しの後悔?無念さ?みたいな
へんてこな気持ちが
まだどこかに残っていたのも事実。
踊る場所は変わっても
教わる先生は代わっても
私の踊りは
今まで教わってきた全部の先生の
成分で出来ていると思います。
だから
今の自分を存分に楽しんで
踊っていこうと思います。
素敵な発表会を観に行ったら
Thank you next ♥️
出来ました。
って話でした。