バレリーナの森下洋子さんが

鶴瓶さんと阿川さんとの対談番組

「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん」(BS12)で

語られていたこと

ざっくりメモしたので

ここに記しておきます。



バレエ歴72年!の森下さんの

稽古への思いです。


筋肉は毎日が1年生

身体は1日でまたもとに戻るから

毎日積み重ねて作らなくてはいけない

毎日違う身体だから

昨日と同じ(踊り)ではない



「バレエのここが!ってこと(最大の魅力)は、、何ですか?」

との鶴瓶さんの問いに、

「終わりがないところかしら」


年を重ねて身体が衰えてきても  

それは当然のこと、

受け入れて、でも、

稽古だけは毎日続けて

動けるようにしておきたい。


バレエとは

こつこつしないと出来上がらないもの、

すごく地味なもの。



最後に

人生の言葉をひとつ。


「利他」

自分よりも他人の幸福を願うこと、、

だそうです。



書き留めたのは

だいたい、こんな感じのことでした。

(  )は私の勝手な補足。



そうそう!

ちょっとびっくりしたこと。


鶴瓶さんたら

こんな質問も。


「おかあさんとずっと離れて遠くに行って

気になるとか、寂しいとか、、、

情はないんですか?」爆笑


小学校から離れて暮らす

森下さんのご両親は寂しいに違いないと、

親の気持ちになっちゃって

鶴瓶さん、つい、訊いちゃったんですかね?



「もっと情みたいなものを親にもたんと

いけません、、ひどいですよ、」て、説教?笑い泣き


森下さんのお返事は、、

「ひどいですよねぇ、でもそんな気持ちは

親にかけるところをバレエにかけたんですねぇ」

なんて笑ってました。

でも、それに親は幸せを感じてくれている事、

わかってるんですね。



小学校高学年で実家を離れる時

「バレエのことはわからないから

口は出せないけど、お金は出すから

思いっきりやりなさい」と、

送り出してくれたご両親。


才能ある娘を

「自分たちのもの」にとどめるのでなく、

「バレエに差し出す」覚悟を

されたんでしょうね。


その両親の覚悟を知っているからこその

「親のことは気にしません」だと思います。


凄い、、びっくり

森下さんも

ご両親も。


わたしはまだ、森下さんの舞台を観たことが

ありません。

年末の「クルミ割り人形」

今年こそは観てみたい!