しばらくテレビ観放題の私の?リビングを

家族に明け渡していたので

寒い雨の日は

久しぶりの

ひとりロードショー。


今日紹介するのは

女性の生き方ジャンル?の

2作品です。





照れ「テルマ&ルイーズ」(1991年米)


30年前の作品ですが

今4Kになって再上映されてるとの情報を得て

じゃあ名作なのかな?と

検索すると配信されてました。

(アマプラとU-NEXTで)


30年前って、

ほんの少し前とも思えるけれど

今より女性の立場がまだまだ弱くて

声をあげづらかった時代、

そんななかで

理不尽な扱い、暴力による傷、

生きづらさから解放?されてゆく

女性2人のロードムービーです。


でも、、

前半はもやもやし通しでした。

束縛系夫から家出のように冒険に出たテルマ、

あまりにも世間知らずで無防備で

危険な目にあってしまったことで

悲劇が起きてしまう。

逃避行することにしたものの、

テルマは相変わらずで

姉御肌のルイーズの頑張りも

台無しにしてしまうだらしなさ。


こんなおバカ女、

このまま見続ける気がしなくなって

うとうと、、ねちゃった、、zzz

しかし、気がつくと、、



あ!ここからは

やむなくネタバレっぽい描写があるので

観てみたいかたは、ご注意ね!




甘ったれのテルマが変貌していて

(こっちがほんとの自分ってこと?)

どんどん大胆になって悪事を重ねて

もはや指名手配犯ガーン

もう引き返せないところまできました。

追手がせまる、、


砂漠でのパトカーとのカーチェイスでは

もう、目が離せなくなって

観いってしまいました。

さっきまで眠かったのに、、爆笑


「もうあの頃の自分には戻らなくていい!」

そんな決意と、

「この旅のこと後悔してないわ」って笑顔で

「ゴー!」って

飛び立っていくシーンには釘付けになり、、

なんだか泣けてきました。キョロキョロ


女性が自分らしく生きることの

難しさ、大変さ、、

公開当時は大変な話題作だったらしいです。


感想は、、う、、ん、

すぐには何とも、

言葉が出てこないわ、、キョロキョロ




映画のオフィシャルサイトに

私の好きなコラムニストの

ジェーン・スーさんのコメントがありました。


「二人を乗せたフォードサンダーバード(車)が

あのまま時を超えて2024年に飛んでくればいいのに。そうしたら、全力で彼女たちを抱き締める女性が世界中にいるのに。

まだまだ課題は山積みだけれど、いまなら本当の自分のまま生きていきたいと願う大勢の仲間と、みんなで手を繋げるのに。

やろう、いまから私たちが。」(原文まま)


(映画「テルマ&ルイーズ4K」オフィシャルサイト

から、引用させていただきました。)


こんなふうに言葉に表せるの

さすが、ジェーン・スーさん!

って、思わず書き留めておきたくなりました。




照れ「マダムメドラー

おせっかいは幸せのはじまり」(2015年 米)


日本では公開されてない作品。

「テルマ&ルイーズ」の関連作品ってことで、

ルイーズを演じたスーザン・サランドン主演の

これがでてきました。

コメディです。



ざっくり話すと

夫を失くして立ち直りきれていない、

心配症で、世話焼きすぎる母親。

娘への干渉がエスカレートしていって、、

「娘との境界線がわからなくなった母親」が

娘に近づかないかわりに

周囲の人に「愛あるお節介」を焼きながら

やがて自分の人生を見つけていきましたとさ

という話。


うちには娘はいないし、

私自身は母親にはそれ程

興味を持たれていなかったので

この母娘問題にわかるわかる!ってことは

なかったのですが、

娘に「ママお願い!趣味を持って!」

と言われて

「趣味はあなたよ。」と答える母親。

これはダメよね、わかるわ。

私も気を付けよう。笑い泣き

(趣味は「息子」じゃないよ

「推し」がいるもの♥️)



ラストはよかったね~🎵でした。

劇中でビヨンセの「i was here」の

歌詞についての話が出てきて、、


(最近の流行りでI→i ,You →uって書くんですよね、若者は!びっくり)



気になったのでググりました。

素敵な歌詞です。

この映画についてきた

「素敵なおまけ」でした。


この2作品、

映画もよかったけど

それにくっついてきた

コラムや歌や

そんな出会いもあったのが嬉しいです。


観たあとに

この映画、どう受け止められているんだろう?

いったい何を伝えたかったんだろう?

って知りたくなったら、

私は「映画名 +ブログ」で検索するんです。

食べログ映画版的な短い感想コメントよりも

じっくり映画を味わっていそうな

映画ジャンルのブログでの感想記事の方が

楽しめるから。

そこからまだ観ていない映画を

知ることにもなったりして

思わぬ出会いがあるんです。



そんなふうに

今年も沢山の作品に

笑わされたり泣かされたり教えられたり

映画を楽しみたいなと思います。