今日は日曜日。

ほのぼの日曜日に紹介する映画は

清々しい気持ちになるものが

良いですね。



素敵だな、、

カッコいいな、、

そんなお母さんが登場する映画を

紹介します。


「湯を沸かすほどの熱い愛」

2016年 中野量太監督



新聞の映画評を読んで

映画館まで足を運んだ作品。

朝早くに観に行きました。


こんな時間に観にきていたのは

私世代の女性が殆どで、、

見終わったあと

なんとも言えない共有感?を

覚えました。


母親として、、こう ありたい、、

皆、 そう思って涙したのでは

ないかしら。


病で余命を告げられた主人公 (宮沢りえ)

行方知れずのの夫 (オダギリジョー)

思春期の娘 (杉咲花)

休業中の家業の銭湯。


主人公は奮闘します。

自分の亡き後、

家族がしっかりと生きていけるように。


「泣かせてみせましょう!」って

映画ではありません。

ただただ

パワフルで愛情深くて

タイトルの通り

「湯を沸かすほどの熱い愛」をもって

生き抜いたのです。

それはもう、

圧倒的な「熱い愛」なのでした。

湯を沸かすほどに。


生き抜いたね!

やりとげたね!

の思いを込めて

拍手で見送りたい位でした


エンディングが終わって

明かりが灯っても

暫く 浸っていたい、、

劇場には

そんな空気が漂っていました。


自分は家族のなかで

どんな役割で生きていたいのか、、

それが はっきりとわかった

そんな大切な作品です。




そして、

こちらは最近観た作品です。

「チチを撮りに」

2013年  中野量太監督



配信で観ました。

母親役の渡辺真起子さんと

元義弟役の滝藤賢一さんと

あとは子どもたちの

ほんの数日?ほぼ1日の

出来事を描きます。


離婚して10年くらい?

元義弟から元夫が亡くなりそうなので

娘たちに会わせてやってほしいと

連絡がきます。

母は、娘たちに言います。

「あの人の やつれた姿を撮ってきて!

それ見て ざまあみろっていいたいから」

(私の記憶では、こんな感じ?)

びっくり

デジカメ持たせて送り出します。

きちんと身なりを整えさせて。


でも、途中、「遊び着」に着替える娘たち。

しかし!

父はすでに亡くなっていて

すごい格好で葬儀に出席するはめに、、。


初対面の腹違いの小さい弟が

一人で駅に出迎えにやって来て

家まで案内しながらで歩くのが

「海街diary」での

広瀬すずちゃんを思い出させてくれて

ここは、、泣けます。えーん


こんな形での父との再会と別れ。

修羅場もあったりしたけれど

娘たち、がんばりました。

そして、、

お母さんに渡したお土産は、、。



この2つの作品で

「お弔い」の方法って

いらいろあってもいいのだ!と

思えました。


その人の事を思って偲べば

それでいいのだと思います。


うんと悲しんで泣くのも、

故人を忍びながら

ちょっと笑っちゃうのも、


どちらもありなのだと思う

素敵な作品でした。


照れ





🔔お知らせ


備忘録として記し始めた

テーマ「映画」の記事ですが


これから観るかもしれない方向けに

ネタバレはしないように

努力してきました。

(初期はバラしてるけど🤣)


でも、自分の備忘録として

見直したいときに

ラストが思い出せなくて

もやっとして、、

名言もネタバレのなかに

あったりするので

書き留めておきたかったり、、


映画記事を書く目的について

考えあぐねていましたが、、


ネタバレなしの記事の「次の投稿」で

ネタバレありの

ラストも含めた感想や

心に残ったことを

書き記そうと 決めました。


もし、映画は観るつもりはないけど

ラストは知りたいな~という方は

そちらもご覧くだされば

嬉しい限りでございます。

ぺこり。