数年前のドキュメンタリー番組

「バレエ王子になる」


大人バレエ界でも話題になりましたが

少し時が経ったので

ご存知ない方にざっくりと

説明しますと、、。



舞台はロシアのワガノワバレエ学校。

卒業を控えた4人の若者の

卒業試験や入団テスト(いわゆる就活)、

そして彼らを見守り厳しく導く

ツィスカリーゼ校長との

師弟愛?にスポットをあてた

ドキュメンタリーです。


何度も再放送されてて(NHKBS)

「彼らのその後」も加えられてるから

何度放送しても見ちゃいます。


その中の一人、

キリル・ソコロフスキーくん。

その美しい外見

バレエ向きの体

校長は彼を何とかして

バレエに精進してほしいと

厳しく指導します。

キリルは生活のため(実家に仕送り笑い泣き)

美貌を武器にモデルの仕事もしていて

就職は校長に相談もなく

ボリショイバレエ団に決めます。

(どうも正規のオーディションでは

なかったのかな?モデルとしての知名度を

利用した?された?)


校長は言います。

彼はバレエでは成功しないと。

(校長の認めるレベルの成功ってこと)

バレエだけに必死で取り組んでほしいけど

それは残念ながら

彼には無理だろう、、と。えーん


キリルは言いました。

今までの僕は努力が足りなかった。

これからは真剣にバレエと向かい合って

ボリショイで活躍するダンサーに

なりたい。



この美しいけど少し危うげな青年の

行く末が気になって

(校長の予言が外れますようにと)

私はキリル君をかげながら

見守ってきたわけです。

(インスタグラム覗き見という見守り爆笑)


不良っぽい服装が気になったり

スキンヘッドにした時は

「クビになった?」と心配したり

真っ暗画面のインスタの時は

メンタル心配したり

(これは差別に抗議するムーブメントだった)

地道にバーレッスンしてる動画や

美しいジャンプの動画をみて

安心したり、、


「我が子かっ?!」ってくらい

立って木の上から見ていたんです。

親。(金八ネタ~ わかる人は同世代😆)


ちゃんと体も整えてるし、

「劇場はパワーの場所」と語ってるし

大丈夫、キリル君、
ちゃんとバレエ界で精進してます。

お母さんは安心しましたよ。照れ

でも、、


ロシアも感染拡大で

劇場も団員も大変なのでしょう。


そんな訳で?

キリル君、お洋服を販売するらしい、、。

自分ブランドを立ち上げたって。

こんなの、、


これ、この「フードパーカー」
今の子はパーカーじゃなくて
「フーディー」って呼ぶんですって!びっくり

ロイヤルブルーと
オレンジの色違いもありますよ!爆笑

日本でも格闘技のユーチューバーたちが

自分ブランドを立ちあげるのが

流行っているようですが

バレエ界も、、その流れなのか?

まあ、ファンが多い人だと

販路も広がるでしょうけど

、、、

二足のわらじ、、大丈夫?

心配だ、、。(モデルしてるから3足?)


ツィスカリーゼ校長に一枚送って

宣伝して、、貰えないよね、、。

校長、派手な柄物なら着るかもよ!

猫とか、虎とか

アップリケしてみては?!爆笑

あ、それじゃまるで

ツィスカリーゼブランドに

なっちゃうね。笑い泣き



これ、校長の私服ガーン
こういうのがお好みみたい、、。

(校長のインスタグラムからお借りしました)


校長、、この日は地味め。
ああ、キリル君と校長、、
懐かしい時代。照れ


校長の言葉で一番

響いたのは、、

キリルへ向けての

「君を誉めるやつらを信用するな」


ボリショイのトップで踊り続けて

奢らず精進しつづけた校長が見てきた

「ちやほやされてダメになった人たち」

そうならないように

キリルの事を大事に思って

厳しく接していたんです。


素晴らしい愛情です。えーん



ちょっと話それますけど

2020年3月1日

来日予定のツィスカリーゼ校長率いる

バレエ学校のガラコンサート、

校長を一目見たくてチケット取ってたのに

2月14日、まだ日本では感染症について

それほど警戒していなかった頃

中止が発表されたことで

これは、ホントに大変な事になっていると

不安が押し寄せてきたことを

覚えています。

そして、この決断は正しかったんです。

(主催者熊川哲也さん)


幻のツィスカリーゼ校長、

また、、来てくださいね!


キリル君も

ボショイのメンバーとして

来日する日を

待ってますから!

(できれば名前のある役で!)


頑張れ!キリルくん!❤️


写真はキリルくんのインスタから

お借りしました、

ごめんね、キリル君。