思想の坩堝 -2ページ目

思想の坩堝

ただ意味も意義も価値もない
文字の羅列
何処へも往けない堂堂巡り

嘗ての幸福が愛しおくて

今ある幸福から眼をそらし続けた

零れ堕ちたモノは戻らないと知っていても

それが愛しくて世界から眼をそらし続ける











もう一度失うなんて耐えられない
だから愛した過去に微睡み続けた

私から溢れた狂気が
貴方に滲んでいく
壊れていたのは私だけだったのに
滲んだ狂気が貴方を壊す


そうしていつか
壊れてしまった貴方が
**してくれる日を
私は夢見た





(嗚呼こんなことを願ったはずではなかったのに)

幸か不幸かヒトは
複雑な思考回路を持てる大きな脳を得てしまった
発達しているが故に
完全な理解は不可能だ
違う脳で認識するのだから
皆が同じものを見ているなんて事は幻想でしかなく
発した言葉は歪んで伝わる

これはひとつの真理であり
その本質に気付いてしまえば毒でしかない

いつだって真理というものは
狂気しか人に与えないのだ










目の前に在るモノが
触れる感覚が
幻想ではないと誰も言い切れない



絶対王制をしく王者を愛してる
王に隸属するの心地よく
どれ程周囲に人がいても
王に耐えきれずいずれいなくなる
最期は何時だって王は独りだ
そうして僕は王様を一人占め
少しずつアイを注ぎ込んで
アイを満たせば世界は完成する
二人だけの素敵な狂った世界










支配ハ仄暗イ悦ビ甘露ノゴトク甘イ

溢れるナニかを

叫ぶことが出来たなら

どんなに楽だろう

象ることも出来ず

喉を灼くそれを







叫んだ声は音を持たなかった
ずっと恐れてる

心臓が止まった後に

再び思考が始まることを

ずっと恐れてる

唯一の救いである死すら

意識を消滅させることが出来ないことを

ずっと恐れてる





再び始まるのが怖いから
唯一の救いが壊れるかもしれないから
最後の一歩を踏み出せない









誰も死んだ後の事なんてわからない
だからこそそれが終わりでないことを恐れた
いつか壊れてしまうのを承知で

軋む音も痛みも

気が付かないフリをしていました










いつまでも逃げていられないことぐらい
誰かに言われなくとも理解してる
貴方がいってしまった日に

私も連れていって欲しかった

独り沈む冷たい朝に

カーテンから差し込む光が

貴方の欠片を奪ってしまうようで

恐ろしくて身を竦めた












掌に握ったモノも
開いた途端に霧散してしまいそう
貴方がいて

私がいた幸せ

遠すぎる過去

取り戻せない日溜まり




好意を伝える為の言葉が
君を傷つけるだなんて
幼い私は知りもしなかったのです無邪気に伝えた言葉は
ナイフのように君に刺さる
これが甘えだと言うことも

逃げているだけだと言うことも

分かっている

このままいつまでも逃げられないことも

終わりをみつけないといけないことも

本当はわかっている、息が詰まるくらいに











本当は今日さえ見えないのに
どうやって未来を描けというのか