こんばんは、大島です。


今更ながらですが、自民党の小泉氏の総裁選出馬演説内容を確認いたしました。


私の思いは、“自民党議員や党員、支持者の皆さんは恥ずかしくないの?”であります。


主にこんなことを掲げていました。

①物価高対策としてガソリン暫定税率引き下げや基礎控除改定の党内議論を進める


②物価高対策として補正予算を組む


③官公需拡大を進め、物価高を上回る賃金引き上げを行う


もはや呆れます。彼は現実を見ていないのですかね。


まず①の党内議論ですが、衆参少数与党の自民党が党内議論しても意味はなく、国民民主党などに協力を求め、小泉派閥だけでも党派を超えてガソリン暫定税率引き下げなど取り組めます。


②の物価高対策としてに対して補正予算ですが、これはバラマキ宣言であり、“火に油をぶちまける”のと同じです。


③の“官公需”。失笑ですね。岸田元首相が考えた政策です。

これは、医療・福祉・教育などに従事する公務員の賃金を上げる考えで、長いデフレに資産もない国民との格差拡大を助長する政策です。むしろインフレにこれも“火に油をぶちまける”ことになります。


要するに、「意地でも減税は言わない」姿勢は分かります。が、その対案は、物価高を助長する“いたちごっこ”だとなぜわからないのか、むしろ敵対的恐怖すら感じます。


この物価高は、長いデフレにより疲弊した国民を苦しめているのが状況であり、その実質は燃油高騰によるコストブルインフレであること。


ならば、もはやガソリン暫定税率引き下げと減税による商品原価引き下げと国民支出軽減が“最優先”なはずです。


自民党や党員・支持者の方々の言う“国民”とはどちらのことをおっしゃっているのか訝しく思います。