こんばんは、大島です。
「まじめに働いとるわい!」と、昨夜の記事を見た方は憤りを覚えられた方もいらっしゃるやもしれません。が、私には、暮らしていくため働く他無い、とした方のほうが多いように見えます。
当たり前の事をいっているようですが、少なくともお給料からの貯金で未来計画が順風な方は少ないのではないでしょうか。
そんな中、2023年には岡山県吉備中央町で、水道水からPFAS(ピーファス)という有害物質が検出された事件をご存知でしょうか。
国の目標数値の約28倍が検出され、住民の血液検査を実施すると通常の約7倍が検出された事件です。
問題は、2000年ほどからこの問題は放置され(気が付かなかったのかな)、保健所により発覚したことです。
この有害物質は腎肝機能への影響があるとされ、発がんや子どもの発育への影響は大きいもの。
ここで何が言いたいか。
それは“職責”です。
ここまでお話しますと、「それは特に政治家ね」と仰る方もいらっしゃるやもしれません。
それはもちろんですが、公職全てです。
水道管理者(水道局)が保健所に言われるまで気が付かないのはもはや異常です。
厳しい事を申しますが、我々国民もまた、“公務員は安定した収入”と、なかばお仕事を舐めている方ががいるのも否定できません。
職業には色んな職務上の責任があります。そんな中で日本人は、勤勉と言うより、安全や衛生、さらには精度に格別な注意を払ってきたのは事実です。それを透徹せんがため安全確認を制度や義務化したり工程管理したりしてまいりました。“指さし確認”はその良い事例で、職責はその団体と個人の努力です。
では公職の職責とは。
決して税金を貪り生きていくツールではありません。少なくとも治安や安全は絶対です。
日本国民に努力と制約を押し付け、政治に関わると私たちを奴隷化できるわけではありません。
我々は、彼らを甘やかせた怠慢は認め、厳しくしていかねばなりません。
個人的になりますが、私も公人とは記者時代は公表について、建設業時代は安全について、国民にのみ押し付ける姿勢と戦った過去があります。