こんばんは、大島です。
ここ数日、リア充にはじまり、企業の体質的な変化をお話しし、私の計家談を交えて参りました。明るいか暗いか、で言うならば暗いお話と思われるでしょうが、日陰もあってこその陽射しと容赦ください。
さて、若者や新たに起業する方には、慎重論ではありますが、それは誤解です。
むしろ事前準備といいますか、段取り重視と思っていただきたいです。
昭和期は“経験と起業がイコール”な所がありましたが、現在はより厳密な計画が必要だと私は考えます。
昨夜の私の体験談話だと哀れな敗北者に過ぎませんが、ある程度の資金力もあですが、“勇気ある撤退のタイミング”によっては、大方無傷で済んでおります。
つまりは、再チャレンジが可能になる、のが大切なのです。
世情や文化を話せば、回りくどいので率直に話を進めますが、昭和期の何かと貯金を悪いとは言わないまでも、事業失敗も見込んだほうが良いです。(当たり前ですが)
さらには、常に学びを捨てないでください。かつて見識だの能動性だのお話していますが、事業化するなら常に仕入れ価格や経費を認識した方が良いです。アイデアの世界だとしても見識は必要だと私は考えます。
色んな施設を見に行くのも建築業で役に立ったものです。
時代の流れか、企業の寿命は短くなったのは確かではないかと肌感覚でわかります。
儲けてもそれをどう使うかで企業の命運は分かれます。それは昔も同じですが、もはや助け舟やセーフティネットは期待できません。
スクロールプランだのかつてお話したことは、企業の寿命に関わることですが、何よりも情報すら取り込まないことは、羅針盤を捨てることと同じだ、と申し上げます。