こんばんは、大島です。


企業が、人件費削減に乗り出し、営業範囲も縮小することを、失礼ながらリア充と似ているようにお話しました。

別に批判する意図もなく、私の若かりし頃の昭和末期にも見られたことですし、リア充にモラルがない、とした一面があっても、企業によっては、撤退による幽霊屋敷化した施設を放置しているところがあったりと、リア充だけを悪く言えるほど世間知らずではありません。


しかし、“しょーがない”と思う反面、正す必要を私なりに感じるのでこうしてお話をしているわけです。


企業が人件費削減に乗り出すのは仕方がない、としても、根本として“資本主義は奴隷ゲームではない”ことを踏まえなければなりません。世界でも人権とよく言われますが、世界共通認識ではないので日本らしくすべきと考えます。


これをお話しするには現行政府の施策を批判することになるので、今回は敢えてそこを伏せて進みますが、結果的にブラック企業に成り果てるケースが後を絶ちません。


社員と言っても、派遣やアルバイトも多いですが、彼らの労働に過度に乗っかりすぎているのです。中小企業の多くはこの状態に陥り、利益が上がろうと緊縮財政、縮小営業を続けてしまい、その社員が倒れたり辞めてしまえば、恨み節や奉公構の悪態晒す経営者がのさばります。


事実、そんな中古車会社も目にしました方もいらっしゃるでしょう。私の場合そんな体験談ばかりです。


最近、堀江貴文氏ことホリエモンさんが、ライブドア時代とは打って変わって、事業家でありながら社員の姿が見えなくなりました。かつてよろしくない意味で使われた“ワンマン社長”も、今の彼の姿からは、フットワークの軽い、如何なるリスクからも対処できる“ひとり事業家”として宇宙事業に取り組んでらっしゃいます。


私は、今あるべき社長のひとつのお手本だと思います。

脱税による吊るし上げ逮捕から社員との苦労があったのかも知れませんが、事業によっては彼のようなスリムな小さな船のようなスタイルは理想だと思います。さしずめ彼は、ビジョン提案役なのでしょう。それを理解できる技術担当事業者の存在のあるなしも大きいことがよく分かります。


ひとつの目標のための組織であり、そもそもの資本主義をよく理解されています。


リア充思考の若者が、そんな事業者や資本家と出会えることが、今後日本にとって大事なことと考えずともわかりますよね。


となれば若者には、最低限の礼節が必要だと言葉を添えねばなりませんよね。