こんばんは、大島です。


幼馴染のお父さんであり、私の親父の幼馴染でもある方のお話を動画に収めようとしていました。が、その方が話してくださった昔話と、知覧特攻記念館で読ませてもらった遺書と、私の思いがリンクしておりましたので、次世代へのメッセージとして、文字に残しておきたいと思います。


予てより、婚儀の大切さをここでお話して参りました。その想いを点字でなぞるようなものですが、ぜひ若い方も、結婚に興味のない方も、お聞きください。


動物の中でも、人の口に入るものは、切り落としたり食べ残すもので呼称されます。


一頭、二頭、一尾、二尾。


ひとは、一名、二名と死者の数を表します。


名は残るのです。

ですが、その名を覚えてくれるのは友達や仕事仲間ではありません。

家族です。例え未来永劫でなくとも、苦楽・寝食をともにした分、血を分かち合う家族なのです。


今の世、あなたたちの婚儀に協力的な方は少ないでしょう。


50を超えた私なんて、“仕事を頑張っていれば、気がつけば嫁も子供もいるもんだ”なんて言われてましたが、夜遅くまで働いて、体を壊して、また働いて。利益を伸ばそうが、リノベーションに取り組もうが関係はありません。


どうか、分かりあえる人を探してください。

どうか、話し合える人と出会えますように。

そして、我が子を抱いてください。


もしあなたが、何かにつれ身を粉にして取り組むなら、励みになりましょう。


もしあなたがそう取り組んできたと言うならば、人としての尊厳を与えてくれましょう。


今の世、この国だけが教えてはならない人の道となってしまいましたが、私はあなた達を応援します。