こんばんは、妖怪こと大島です。


私の実情から言えた義理ではないお話をします。

よって実情から言いますが、笑い話にもならない苦労は飛ばして、右腕屈曲後遺症障害、1級視覚障害(弱視)であり、経営しておりました会社も破綻寸前であります。


そんなわたしが、外国人労働者についてお話をいたします。政府が派遣にはじまり外国人労働者を幅広く認めるようになり、ついには労働者として入国してきたはずが病気で働けず生活保護を申請する事態が起きました。


外国人労働者を扱う組織は様々です。私が関わっていた建築内装軽量鉄骨下地のジャンルも大手商社と建材メーカーでベトナムに建築学校まで設立して取り組んでおります。


が、なかにはただ外国人を派遣する雑多なところもあり、先の生活保護を申請したガーナ国籍人は、私からすれば氷山の一角に見えます。


ベトナムに学校まで作っている野原産業グループは、事前の語学教育や実技教育だけでなく、実践に向け入国してからも、慣らし運転ならぬ生活を3ヶ月はさせています。

生活文化の違いになれるだけではなく、工事現場に入るためのお弁当と水筒を準備する習慣の習得を目的としつつ、現場以外での事故などのトラブルを避ける狙いです。


さらに、ホームシックにきるなどあれば、“責任をもって帰国させる”ことも行ない、各会社に派遣されてからも訪問を定期的に行ない、病気等働けなくなると治療後帰国させる仕組みがあるのです。


これが標準であるべきなのですが、政府の“認可”は病気になった労働者を使い捨てすることをも許容してしまっています。


日本国民もまた派遣労働法でそうなっております。

議員様からみれば“働き方の選択肢のひとつ”ではありますが、だとするなら、三十年も前からわかっていた「少子化」「国内仕事量減少」(かつて国会ではドーナツ化と言われておりましたが)

に大きな取り組みもなく長い不景気を維持したのは罠そのものに思えるのは私だけでしょうか。


恐ろしいのは、予算がかかってもモラル的にも真っ当に取り組むものが、疲弊していくことです。