こんばんは、妖怪こと大島です。


先日からお話しております“良い文化に触れることの大切さ”と“アイデンティティを捨ててはならない”に関わることに触れてみます。


反日主義の方々が好んで使う「軍国主義」というイデオロギーがあります。防衛費を増額しようものなら大騒ぎでなれの果ては軍国と口にしております。


そもそも軍国主義な世の中とはどういったものか。


わたしは年配の方からお話いただいたことが多いのですが、総じてこう解釈しております。


“文化が無くなる空間”と。


派手な服はだめ、男は丸坊主、女はオカッパ頭と身なりに制限がかかり、街から甘いものが消え、美味しいお肉は泥棒まで現れる始末、とかいつまんでも今では考えられない空間だったようです。


恐ろしいのは、語り継がれたものを反故にして、何かとイデオロギー化したり、反日運動や歴史否定に先人の経験が踏みにじられることではないでしょうか。


すでに言論は妨げられております。そして。語れる方々が少なくなっております。


私達日本人は、異国文化も受け入れて参りました。が、そもそもの日本を学び、その上で文化に触れることが本当の交流であるはずです。


はしたない物言いですが、味噌もクソも一緒にしてはなりません。


ただ、私達が心得ておかねばならないのは、戦時中の暮らしの話は、今と比べて“辛いもの”とは察して差し上げねばなりません。


わたしがお話した方々の多くは、憲兵や学校の先生への憎しみが混ざったお話ばかりでした。