昨日一枚の書状をいただきました。

大層なことなど致しておりません。
お礼状など恐縮する。

経営者として口にしてはいけないことぇすが、むしろ悔しさが込上げます。

人の命や人生は、金では買えない、救えない。
でももし、もしもわたしに小賢しさや小ずるさがあったなら、金を貪れたでしょう。私腹を肥やすしか脳のないものをあざ笑うようにくすねたでしょう。肥やさせはしなかった。

その金で創れるおもいでもある。

少しばかりの寄付に自らの無力さを思い知ります。
以前ここに書かせてもらったひとがそこにいる。連絡先を首から下げて暮らすひとがいる。わたしを小学生の頃と変わらず呼ぶ人がいる。

何でも政府に任せれば救えるわけではない。だけど今のわたしは無力なのです。