こんばんは、妖怪です。m(__)m
雨を予感する風が吹いてます。
毎日会社を訪れる父の同級生の方から
お電話がありました。
御年80歳を超えたおふたりの間でお互い様なのですが
電話に出ない、と笑い話にかかってきます。
どこかに電話を置いてきた。
知らず知らずにマナーモードにしていた。
理由は様々です。
どうやら親父の携帯電話は音が出なくなってました。
古いガラケーです。もう限界です。
話しを託り、親父に話しました。
親父は友人が来ない、となると、帰宅します。
椅子に腰かけ、帰る前のタバコに火をつけます。
わたしと向かい合い、なにを話すわけでもありません。
今の時期、いうほど忙しくはないのが幸いです。
わたしも極力時間を共にします。
やがて訪れるお別れのとき
心の柔らかいところで感じています。
同じ職場で働くことが出来て良かった。
何を話すわけでもなく過ごす時間にとても感謝しております。
取り急ぎお仕事を如何に残すか、話すことは沢山あります。
でも、椅子に腰かけるにも机に手をつき話すその姿に
今はこうして時を過ごそう、そう思うのです。
しっかりと記憶に残したい。
わたしの本音です。
わたしはこの親父を語りつぐものがなく
せめても心や頭に写しこんでおきたいのです。
予てよりわたしは幸せをこう思っていました。
記憶に残してもらえることだ、と。
論理的に立証することもない幸福論ですが
大切なことには違いありません。
殊構えて、カメラを向けることもなく
わたしはできうる限り記憶に叩き込みます。
記憶したいひとがいるのもまた、幸せと思うから。