祇園 ZEN CAFE
今日は京都へ。午前中はピノコと小用、そのあとはフリー。天気予報は、
でも、が無くても平気なくらいの雨が時折パラつく程度なので、行動も制限されず、
日差しにバテる心配もなく、まぁまぁ過ごしやすい梅雨の日でした。
そういう訳?で、祇園の裏道を、小径を
歩いていると体温も上がってきました。
「ほてりを鎮めに葛切りでも食べに四条通りへ出ようか」なんて話しながら
偶然、ほんと ふと偶然に この建物の前を通り過ぎるとき、

ちらっと目に入った赤字のZENの下に小さく記された「鍵屋善房」の文字
「今 行こうとしてるのに、ここは何?事務所?」
近づくと、「cafe」のプレートもあったので、思い切って OPEN THE DOOR
迷路のような、細ーい通路の先の突き当りに、明るい陽射しが見えました。
静か~なので、そろりと進み「こんにちは」と声を掛けると
「どうぞ、お好きなお席に」と弾む声と笑顔がかえって来て、ほっとしました。
目の前に広がる自然光と、高級ではなく多分どこの庭にでもありそうな木が優しくて・・・・・
カウンターに陣取りました。

「今、葛切りを食べようと四条へ歩いていたところだったんですよ」
「本店の葛切りではなくて、葛餅を用意しています。あと生菓子も・・・・・」
では、葛餅と煎茶(冷)


黒蜜も濃厚で、苦手なsapphireでさえ「美味」と思いました。
きな粉も煎りたてのように香ばしく、香りと風味が絶品です。

生菓子と煎茶(温)


葛の中に、練り切り、その中に白あんの3重奏です。

今月(今日まで)の 水無月(2種)も追加。 きな粉とクルミです。

クルミの香ばしさと、外郎との歯ざわりかが面白くて、とっても美味しい。
時の流れをも感じることなく、静かで、ゆっくり気持ちがほぐれる隠れ家です。
祇園の中とは思えない空間がありました。