このところ、何か起こるたびに、家族にとって、

ジャカルタに帰ることがベストなのか、

日本に住み続けることがベストなのか、

迷う。

 

 

ただ、どんどんクリアになっていくのは、

学校に関しては、今ネシアで通っている学校の方がいいと思うこと。

 

 

夏休み明けから、サイエンスの授業で人体についての理解を深めてきた長女。

骨に始まり、筋肉、腱、内臓機能までかなり詳しく学んでいて。

 

 

長女に、

ママー!Lungsは右は3つ、左は2つに分かれてるって知ってたー??

って聞かれたときには、びっくりした。

もちろん知らなかったから。

 

 

日本で、普通に教育受けてきて、

高校で文系に進んでたら、

これって知らない人けっこういるんじゃないかなって思う。

 

 

人体の骨は、生まれた時は300以上、

大人になると206本になるということも私は知らなかった。

 

 

そういうことを当たり前に7歳の子供達が学んでいる。

 

 

すごく難しい内容に思えたけど、

彼女たちはみんな、とても楽しんでいたし、

サイエンスの授業が一番おもしろいよ!って長女は目をキラキラさせてる。

 

 

そう。

難しそうと思っているのはこっちの勝手な印象で、

実は自分自身のことなんだよね。

だからおもしろい。

それは子供達にとってみたら当たり前のことだよねって、気付かされた。

 

 

で、今週は、

Interdisciplinary project といって、通常授業とは違う、

わかりやすく言えば自由研究的な授業の週で。

ここでも、大きな紙を用意して、

その上に寝て、本人の等身大を切り抜く。

 

 

そこに、骨と内臓を貼って、

自分自身の人体模型、紙バージョンを作成。

そして、一人一人にテーマが与えられて、

最後の授業では一人ずつが自分のテーマについて短いスピーチをする。

 

 

素晴らしいと思って。

それで、さらにすごいのが。

 

金曜の夕食後に、長女がいきなり、

メディテーションのポーズをして目を閉じてて。

 

 

え?って思って。

私は教えたことなかったし。

 

 

そしたら目を開けた長女が、

ママ、こうして目を閉じると心にいいんだよ。ミスが教えてくれた!

って言ってて。

 

 

もう本当にびっくり。

メディテーションのやり方とその効果について小学生で説明がある学校、

日本にある?!

 

 

さらにびっくりは続く。

週末、学校からメールで、学校全体の週のたよりみたいなのが届くんだけど、

他の学年のIDPも紹介されていて、

なにやったのかと思えば。

 

 

ヨガと健康の関係とかやってる学年もあって。

もちろん小学生。

しかもヨガの講師を招いて。

 

 

日本の学校と海外の学校の何が違うのかなって、

いつもすごく考えるんだけど、

子供が子供扱いされてない。

思っていた以上に。

 

 

プリスクールの頃から、本人の意思ってすごく尊重されていたけど、

プライマリーになってさらに思う。

 

 

日本は、先生が生徒に教えるという感じが非常に強くて、

生徒は先生を敬わなければならないという暗黙のルールがある。

 

もちろん、長女の学校にもそれはある。

言葉遣いを注意されたり、いろんな先生への対応を指導されてる場面を見たことがある。

ただ、同様に、先生は生徒たちにも敬意を見せる。

とても自然に。

会話の中に、先生から子供達へ向けた「ありがとう」の言葉が日々溢れている。

 

 

そして、それは子から親へ対しても。

長女が私のwhatsappから先生に質問のチャットをしたことがあって。

先生は、長女に対して、

「あなたのマミーの電話を使わせてもらったこと、感謝してね」とメッセージしてて。

 

 

海外の学校には、

Teacher's dayというのがあって、

これは保護者や子供達が、先生や学校職員の人たちへの感謝を表す日。

 

 

敬意は、全ての立場の人たちにきちんと表されるべきものとして、

当たり前にそこにある。

 

 

先日、友達と話していたときに、

日本の学校教育について、

「日本は、しつけの部分に関しては家庭でするべき範囲と捉えてるよね」と、

話していた友達がいて。

 

 

確かに!と思った。

海外の学校は、ファミリーの延長線上にあるような気がする。

だから、先生も普通に忘れたりするのかw

 

 

でもこれが、私が海外の学校が素晴らしい!と思うひとつだってことを今回改めて感じた。

 

 

生きるために必要な知恵を、

ごく当たり前に学校の授業を通して教えている。

 

 

今、私の娘たちは、

これからの彼女たちの人間としての根幹を作っている過程にいるから、

この大切な時間を、

やはりこのまま今の学校で過ごさせたいなって強く思う。

 

 

と、同時に、コロナが落ち着かない中、

治安も悪化が止まらない中、

本当に子供達と一緒にネシアに帰るべきなのかどうなのか。

 

 

まだまだ答えの出ない難しい選択。

ただ、夫と子供達のために、

やっぱり4人で一緒に暮らしたい。

 

 

夫と会えないことが、

子供達はやっぱり一番寂しいと思う。

 

 

でも、夫は自身のこれまでやってきたビジネスもあるし、

夫には夫の人生があるし、

私はそれも大事にしてほしいと思う。

 

 

娘たちが生まれてから、

特に、ネシアに行ってからのこの3年近く、

夫は、本当に文句ひとつ言わずに、私と子供達のために時間を使ってくれてきた。

仕事と家族の時間以外のプライベートな遊びのお誘いを全て、

私の知らないところで断って、

プライベートな付き合いは全て平日に予定を入れ、

休日は家族の時間にしてくれた。

それは当たり前のことだという考え方も、もちろんできるけれど、

厳しい大人の世界でやっている夫の立場を考えたら、

それは決して簡単にできることではなかったと思う。

そして私は、そういう当たり前に夫がいる休日にずっと救われてきた。

 

 

娘たちはパパが大好きになった。

 

 

とても難しい選択。

でも、ネシアに戻るという選択をするために、

準備できることは何かをしっかりと見据えて、

できることを全てやる。

それが私の任務。

 

少しずつ、準備しておこうと思う。