今日、入籍をした。
とはいえ、特別な実感は何もない。
小さい頃、将来の自分の結婚を想像してみたとき、
きっと婚姻届に自分の名前を書くときには、
とっても緊張するんだろうな~
なんて思ってた。
ところがどっこい 笑
あたしが一人で市役所へ婚姻届を取りに行き、
時間がもったないからと言って、
一人で自分の欄を先に全部書いておいて、
それをブの実家へ持って行って、
ブに自分の欄を書いてもらって、
市役所へ出しに行った。
しかも、その後には結婚式の打ち合わせが入ってて、
急いでて。
丁寧に住民票や戸籍について説明してくれる市役所の人に
「すみません・・。ちょっと急いでもらってもいいですか?」なんて言う始末。
でも今は、こういう現状を、
冷静に立ち止まって考えるのは止めてる。
立ち止まって、考えたら、
悲しくなるからだ。
あり得ない。
なんで、あたし一人で婚姻届書いてるんだろう?
そう考えたら、
泣きそうなくらい、悲しくなるから。
泣いたからって、
ブが急に仕事が終わって帰ってくるなんてあり得ないから。
だから今は、
考えないほうがまし。
いつか、
今日のこの出来事を笑える日はくるとおもう。
大切なのは、
自分たちがどう思ってるかで、
形式的なことじゃない。
と、言い聞かせてる 笑
でも。
あたしは、オーストラリアに行かなかったら、
本当は結婚式の日に入籍したかったのに、
それが叶わないことは許せなかったと思う。
ましてや、
婚姻届を一人で取りにいくことも、
当然、一人で書くことなんて、
納得できなかったと思う。
それを、実行できただけでも、
あたしなりにちょっと成長したってことにしてあげた 笑
最近は、意味の分からない葛藤に悩まされる。
オーストラリアに行って、
下手に大人になったんだ。
下手にね。
だから、ブの状況とか、
前より考えるようになって。
それは必要なことなんだけど、
そしたら、自分の気の抜き方が今度はわかんなくなって、
一人で勝手に苦しんで、
結局はブのためになっていないような気がする。
前は、もっと自分のことしか見えてなかったから、
不満に対して素直だった。
嫌なものは嫌。
最高にわがままだったかもしれない。
でも。
素直にブには何でも言ってた。
でも、ずっとそのままは良くない。
心のどこかではそう思っていて、
何ヶ月か離れたら、
自分にとってのブの存在の大きさや、
意味が、
とってもシンプルになって、
そうしたら、
単になんでも思ったままぶつけられなくなって、
下手に気持ちや状況を読むようになった。
それが下手すぎるから、
結局迷惑かけてていまいち良くない。
でも、
あたしにはそれがとっても難しい。
なんか、
おめでたい日に合わない内容な気もするけど、
でもこれが素直な心境だった。
それでもあたしがこの人と生きていこうと思ったのは、
いつか必ず、今日のあたしの心境を、
心から笑えてしまう日がくると思えるから。
辛い時期も
苦しい時期も、
そのうち忘れちゃうくらい、楽しい時間があるから。
昨日、
「今のタイミングで俺が海外で働くって言っても、その環境でのリスクを考えたら、
ちょっと心配。もっと、めーのために時間を確実に作ってあげられるコンディションを、
整えてからじゃないといけないなって思っちゃう。」
ってブが話してて。
でもあたしは、
多分、行ったら、思ったよりもきつくて、
精神的にもきつくて、ビービー文句言ったり、泣いたり、機嫌悪くなったりすると思うけど、
その話が出たら、
それが仮に今でも、あたしは「行こう」って言っちゃうと思う。
そう答えた。
あたしは、オーストラリアへ行く飛行機の中、
知らないが故に、
不安よりもドキドキワクワクの気持ちが勝っていた。
ブと離れる淋しさも、
海外での孤独さも、
全然リアルには想像できていなかった。
でも、帰りの飛行機の中、
もう一度、一人で海外へ発つことを想像した。
そのとき、
あたしは「絶対に嫌」と思った。
それは多分、
リアルな現実を目の当たりにして、そう感じていたんだと思う。
それなのに、
今は、帰ってきたからこそ分かることも最近いろいろあって、
改めて考えても、
本当に行ってよかったと思う。
そうすると、
あたしはそのときのきついこと全部忘れちゃう。
だから、また行きたくなる。
絶対に日本が一番居心地がいいのは分かってる。
だって、あたしのホームだから。
でもね。
行きたいの。
オーストラリアで経験した、たくさんの感動の、
そのもう一歩先には、
今度はどんな世界があるのかなって。
だから、その生活がきつくても、
行ってみたい。
ブとの関係も、
それに似ている気がする。
忙しい時期になると、
一緒に暮らしてる意味あるのかな?
と思うくらいに、
話す時間もないし、
あたしはちっとも自分の聞いてもらいたい話ができない。
それが何日も続いて、
お互いにストレスも溜まるし、余裕がなくなる。
そうなっても、ブはあたしにたいしては、
精一杯いつもどおりにしてくれてる感じがあるけど、
あたしはだんだん耐え切れなくなっていって、
ダメになる。
そんなのを、
これまでも何十回と繰り返してきた。
それでも。
ブと心ゆくまで語り合ったら、
そういうのは全部忘れちゃう。
何十回繰り返しても、
何百回繰り返しても、
忘れちゃう。
それを越える楽しさと、ワクワクと、安心があるから。
だから、
この出来事も、
きっと何年かしたら、笑い話になるって確信が持てる。
だから、今は非常に不満足だけど 笑、
これもあたしの選んだ人生だってことにした:*:・( ̄∀ ̄)・:*: