フランチェスカ、ルカ、ジュゼッペと行ったグレートオーシャンロードへの車中。
運転手がフランチェスカ。
彼女の後ろがルカ。
あたしの後ろがジュゼッペ。
最近、感じたことがあった。
大阪で家を探していて、
不動産屋さんに治安についての話をきいていて。
あまり勧めないと言われる地域の理由を聞いてみると、
たまに
「外国人が多く住んでる」
っていう回答が返ってくることがある。
その中には、もちろん本当に極悪人の人もいるんだと思う。
密入国してる人とかもいるのかもしれない。
でも、もちろんそんな人ばかりではないと思う。
実際に、「住むには勧めないけど、ご飯食べに行くのはいい。
おいしいよ」とかって話もある。
それを、どうやって見極めるのか、
正直あたしにはそれを正しく判断する自信もないし、
どうしたらいいのか分からないけど。
一見、怖そうに見えても、
実はとってもいい人だったなんて場合もたくさんあると思う。
あたしは、
オーストラリアに行ったとき、
自分が「外国人」だった。
アジア人が嫌いな欧米人もいた。
それだけで、怪訝な顔をされることもあった。
悲しい気持ちになった。
でも、自分が母国に帰ってきたら、
同じことをしてる感じがした。
分かってる。
オーストラリアであたしが接してきたのは、
学校の友達だったり、
バイト先の人だったり、
お客さんだったり。
ある程度、どんな人なのか分かってる人たちがほとんどだった。
だから、きっとどこかでは、
無意識に安心していたと思う。
誰でもいい人だと思っていたら、
とんでもないことに巻き込まれる可能性だってある。
それは困る。
じゃあ、その判断はどこで下すの?
せっかく、オーストラリアに行ったのに、
正直
「ここは外国人が多いからちょっと危ない」と言われると、
住みたくない
無意識にそう判断する自分がいた。
でも、どうしたらいいのかわからなかった。
やっぱり、今ひとつ、
何かを越えられていないんだろうか。
それも当然あると思う。
英語を忘れないように、
英語の映画を見ていても、
分からないことたくさんあるし、
聞き取れないことたくさんある。
日本を出る前の自分とは、
何か一つ前に踏み出せたけど、
ここから先は、また新たな一歩が必要な気がした。
やっぱり。
言葉もまだ壁があるかな。
あるね。うん。
もうちょっと話せるようになりたいね。
そうしたら、答えが出るわけじゃないんだけど、
きっと、今のあたしには見えない世界が、
ほんの少し、
見えるようになる気がする。
本当の意味で国境を崩すには、
今のあたしにはまだ何か足りないんだと、
それは日本が教えてくれたこと。

