昨日、フェイスブックで、学校の友達が
「誕生日おめでとう」とコメントしてくれた。


それだけで、十分嬉しかったのだけど、
今日学校に行ったら、ロシア人のパベルが、


「Hey!! Birthday girl!! Happy Birthday to you!!」と叫び、
あたしにカプチーノとケーキを買ってきてくれた。



そしてみんなに
「メグミは昨日が誕生日だったんだよ~!」と言い、
みんながおめでとうと言ってくれた。


授業が終わったら、スパニッシュのフェルミンが突然あたしのところに来て、
あたしの耳たぶを掴んで、


「メグミは何歳になったの?」と聞いてきて、
っていうか、何が起きたのかわかんなくて、何で彼はあたしの耳たぶを掴んでるのか、
分からなくて


「え????何???何????」
と混乱してたあたしに


「スペインでは、誕生日を迎えた子の耳たぶを歳の数だけひっぱってお祝いするんだよ」
と教えてくれた。
そして、28歳になったと言ったら、
28回あたしの耳たぶをひっぱってくれた。


誰にも言わなかった昨日の誕生日。
フェイスブック見たら書いてあるから言ってるのと変わんないけど 笑



でも、今日はとっても嬉しかった。



今日、バイトに行ったら、
バイト先の子に「疲れてる??」って聞かれてしまった。



今日は、学校でみんなから誕生日おめでとうって言ってもらって、嬉しかったのに。



でも、
地震のことが心配で、自分が何かできるわけでもないのに、
ここにいて、なんの役にも立たないのに、


眠れない話をした。



気持ちばかりが常に動いていて、身体がそれについてきてない感じがする。



あたしは、あたしのやるべきことを全うしようと、
毎日自分に言い聞かせてる。



本音を言ってしまえば、
今すぐ日本に帰りたい。


なんだかどうなってしまうのか分からないような状態で、
大切な人たちとこんなに距離の離れたところにいるなんて、
考えられない。



でも、あたしはオーストラリアに残ると決めた。
もちろん、今後の動きによっては帰ることも考えないといけないのかもしれないけど、
今は日本が、ちゃんと立ち直るって信じてるから、
あたしはここに残るって決めた。



あたしは、あたしの目標に向かって、
ここでの貴重な時間、自分の糧になることをしっかり身につけるんだ。



泣いても泣いても、最後は自分の力で歩かなきゃいけない。
涙を拭かなきゃいけない。


それを、繰り返しても、あたしにはこれを乗り越える必要があると思う。


この前、ブがくれたメール。
彼はとても冷静だった。



それは、あたしを心配させないようになんだろうかって、ちょっと思ったりもして。


でも、それは多分本心だったと思う。
彼は、もうとっくに先を見ていた。
今のこの悲しみにつぶされそうな日本の、先を見てたんだと思う。



そして、大人はみんなそうなのかもしれないと思った。



あたしたちが、ここでウジウジしてても、何の助けにもならない。
気持ちを送ることもそれも、きっと被災地の助けになると思うけど、
それって動いてても気持ちを送ることってできる。


ブはあたしに、今こそ、生き残った自分たちが気持ちをしっかり持って、
自分たちにできることを全うすべきだと思う。


そう言った。


一瞬、それは冷たいように聞こえた。
でも、そうじゃなかった。



あたしが思っているよりも、人間は、きっと強いと思う。
命のはかなさは別の問題として。



被災した人たちの悲しい映像は、涙なしに見られないときもあるけど、
でもじゃあ、そういう人たちと代われるのかっていったら、
そんなの無理だってみんな分かってる。



そんなことを考えてるよりも、
今一番必要なのは、物理的な助けだと思う。



それは、被災者の声を聞いていてもそう思った。


じゃあ、現地に行っても足手まといにしかならなくて、使い物にならないあたしたちに、
募金以外にできることってなに?



それは経済をまわすこと。
日本の経済を回して、お金を生み出して、少しでも早く被災地を復興させること。


それって一見、なんか冷たいように思うけど、
でも、実際に日本の復興にかかわった人の多くは、
こういう気持ちを持ってたんじゃないかって思う。


めぐりめぐって、被災者のために自分の力を全力で使う。



オーストラリアにいるあたしは、
ここでしかできない体験をたくさん積んで、
自分自身を成長させる必要がある。



それが、いつか人のため、日本のためになるって思うようにする。



あたしは、
日本に帰ったら、結婚するんだ。



妻になるということに対する責任を、あたしはこっちに来てからのほうが考える。



子供だって欲しい。



人の親になるという責任。




あたしは、これから大きな責任を負うことになる。
何があっても、旦那さんと子供を命を懸けて守っていかないといけない。



生きるということに対して、
強くなるためには、いろんな経験をする以外にないと思う。



戦争を経験した人の中には、
今回の震災で家が丸ごと流されても、笑っている人もいるらしい。
「戦争に比べたら平和だよ」と。



あたしは、
日本で何不自由ない生活を送ってきて、
それなりにいろんな辛いこととかも経験してきたつもりだったけど、
それは、あたしが恵まれた環境にいたから辛かっただけで、



もっときつい経験を積んだ人からしたら、
単なる甘えん坊だ。



あたしはここで、
今の自分の置かれた環境を乗り越えられなきゃ、この先の自分の人生が、
別のものになる気がした。



物事にはいろんな人のいろんな考え方があると思う。


だから、今回のこの震災に対しても、
考えは違ってあたりまえ。



何もひとつにあわせる必要もない。
それよりも、自分が何を感じてどう行動するのか、それが大事だと思う。



あたしは、ここで、日本の震災のために、
募金活動に参加することにしました。



あたしなりに、今のこの瞬間をどう生きたいかを考えようと思う。



今日も、お客さんに日本を心配してもらった。
みんな、心はひとつだから、
それを励みに、できる行動を少しずつ、していこうと思う。



今日、日本から届いたメールには、
なんか、この1週間で精神的にもみんな疲れてきてるなって、
そう思う文面もあった。


でも、あたしには、そんな正直な言葉がありがたかった。
今のあたしには、メールしかコミュニケーション手段がないから。



表情や、声色でその人の心境を察することができないから。



あたしも、オーストラリア人も、
オーストラリアにいるたくさんの国の人も、
みんな日本にパワーを送ってるから。



明日も笑顔を大切にいこう。