今日、学校に行った。
あたしはいつも一番乗りで、教室には誰も来てない。
そうしたら、後ろから聞き覚えのない声がして、
振り返ると、そこにはあたしが今まで一度も教わったことのない先生がいた。
先生は、見た目であたしが日本人だと分かったのか、
「大丈夫?家族は無事?」と、ものすごく心配した顔で声をかけてくれた。
学校の先生は、普段いつもとっても陽気だから、
こういう顔はあまり見たことがない。
あたしは、
「家族や友達は大丈夫。
でも、友達の家族は仙台に住んでる人もいて、まだ連絡がつかない人もいる。
みんなとっても怖い思いをして、
日本は今、みんなすごく辛いと思う。」と答えた。
先生は
「そうだよね。本当に信じられないことになってしまったね。」と。
そして
「Are you OK?」と聞いてくれた。
あたしは、毎日ただ、ネットから情報を聞いてるだけで、
食べるものに困るわけもなく、
寝る場所に困るわけもなく、
ただ、祈ることしかできないのに、
そんなあたしの心境を心配されて、涙が溢れた。
金曜日から、とにかく落ち着かない。
いつもいつも不安で、気になって仕方ない。
今日、バイトから帰ってきて、PCをつけたら、
多分あたしの昨日のブログを読んで、
モリとゆりがメールをくれていた。
ちゃあからも、今の実家の周りについてのメールがきた。
その事実が、想像しきれなかった。
それでも「あたしたちは、全然困ってない」と言うくらい、
ひどい被害に遭った地域はどんなんなんだろうと、思った。
オーストラリアに来て1ヶ月め、
淋しくて泣いていたころ、
オーストラリアは遠いなぁって思った。
すごく、すごく距離を感じた。
で、今もそう思う。
距離を感じる。
起きたことが、信じられない。
だって、ニュースや新聞やネットでは毎日報じられているけど、
街中は何も変わらない日常が送られている。
今日は、あんまり人と話す気分にもなれなかった。
心から、笑えなかった。
けど、
モリに、
「なんかわかんないけど、めーにメールしたくなる」って言われて、
あぁ、あたし何してんだろって思った。
ちゃあが
「こっちは大丈夫だから心配しないで、めーは自分のこと頑張りなね。」
と言われて、
何も怖い思いをしてないあたしが、
励まされてどうすんだろ・・・と思った。
きっと、自分たちのことでもいろいろなことが不自由になって、
精神的にもきついときなのに、あたしが心配してもらってちゃいかん!!と思った。
でも。
見えないからこそ、感じられないからこそ、
心配だったり、不安になったりする。
それも事実だった。
しかも、あたしがこっちに何年も住んでるとかならまだしも、
この急なワーホリが決まっていなかったら、あたしもそこにいたんだと思うと、
本当にあたしにとってただ事ではない。
でも、あたしは、
明日から、笑うことにする。
起きてしまったことは、もう元にもどせないし、
あたしが泣いても、悲しい顔をしても、
それは何の効果もないから。
そうじゃなくて、あたしにできることを考えよう。
でも、それにはまず、あたしが元気になること。
笑うこと。
そうじゃなきゃ、前向きなことなんて考えられないと思うから。
ネットの記事に、
津波で家が流されて、なにもかもなくなってしまった老夫婦が、
笑っていたと。
「もうなくなっちゃったんだから仕方ないでしょ。
そんな暗い顔してても何も戻ってこない!!」と、笑っていたって。
その境地でその発想。
まじですごいって思った。
なんか、何も失ってないのに、
くよくよして、メソメソしてる自分が、かっこ悪かった。
だから、あたしは、明日から、自分の目標に向かってまた頑張る。
だって、そうしてても日本の情報は同じようにチェックできるから。
結局知れる情報は同じだから。
その中で、今の自分がすべきことを考えようと思う。
けど、
毎日常に、日本のこと考えてる。
祈ってる。