Klaus Schulze - Trancefer | caffetteria RAGTARO

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アナログレコードを出して、懐かしくも聴いてみるシリーズ第27弾は、我が師であるクラウス・シュルツェさんの「トランスファー」(独イノヴェーティヴ・コミュニケーション KS80014)です。 デジタル音源の楽器や録音機材が出始めた頃の1981年の作品です。 ぼくもアメリカのキーボード専門雑誌の広告を見て、買いもしないのにフェアライトのデモテープを送ってもらったりしてました。てへぺろ

 

Fairlight CMI Series IIx (1983)

 

元々クラウスさんはドラムやパーカッション、チェロなどを曲中に使うことはありましたが、やはりデジタル音源のシンセサイザーやストリングスによる音色の変化が、この作品の前作「ディグ・イット(Dig It)」あたりからみられるようになりました。打楽器の多用も、結成当時のタンジェリン・ドリームやアシュラ・テンペルではドラム担当でしたから、別におかしいことではないんですけどね。

 

 

B面の「サイレント・ランニング」も、宇宙船があてもなく宇宙空間を進んでいくような雰囲気が良いのですが、A面の「ア・フュー・ミニッツ・アフター・トランスファー」が推しです。 ちなみにイノヴェーティヴ・コミュニケーションは、クラウスさんが設立したレーベルです。

 

 

アナログ盤が出ていますよ。