第2回将棋雷王戦 (現役のプロ棋士対コンピューターソフト、

5対5の団体戦)の第3局が昨日行われました。

初戦はプロ棋士が勝ったものの、第2局と昨日の第3局は

コンピューターに負けてしまいました。

中継をちょくちょく見ていたんですけど、

やっぱりすごく残念というか悔しかったです。

人間は追われる立場ですし、

こういうイベント的な挑戦っていうのは

非常にやりづらいところもあるでしょうから

対戦を受けられたプロ棋士の方々をとても尊敬いたしますが、

将棋の勝ち負けっていうのは

審判や道具など他の要因や偶然がほぼ存在しませんから

残酷な面があるんですよね。

予想よりも少し厳しい結果になってます。

将棋って、1手1手積み上げていく、

かけ算みたいなところがあると思ってます。

×1.0が必勝手。 研究されていますが、

まだ初手からの必勝手順は見つかっていません。

詰め将棋は、×1.0の手を詰みまで続ける問題。

で、プロ棋士は×1.0の手か

悪くても×0.98とか×0.97とかの手を積み上げていく。

そして、ときに×0.8とか×0.7のような

悪手と言われるような手を指すと

もう今までの全てをダメにしてしまうんです。

程度にも寄りますが、プロ同士ならほぼ挽回は不可能。

アマチュアは、そういう手の応酬みたいなところがあります。

王手飛車取り~! ゲッ! みたいなね。

コンピューターソフトを見ていると、粘り強いんですよね~(笑)

人間のちょっとした緩い手を見逃さない。

虎視眈々と静かに獲物を狙ってる感じです。

もう一つの強みは、しがらみがない!!

駒の動かし方などのルールに則って、

いい手をシンプルに徹底的に追求してくる。

定跡や常識は、価値のあるものだけ拾ってね。

そして・・・・タフ!!!

本音を言えばですよ、

熱いお茶をツツカナのノートPCに

こぼしちゃいたいくらいですけどねケケケ

CPUの冷却ファンもいらないでしょう?

いかんいかん。こちらが熱くなってしまいました。

あと2戦あります。

ここからの素晴らしい挽回を期待しています。