命とはあなたに与えられた時間
これは聖路加国際病院の名誉院長先生だった日野原重明さんのお言葉
他にもさまざまな命についてのお話をされていらっしゃいます
日野原先生が先日105歳で亡くなられました
最後まで現役だったことには脱帽します
与えられた時間を無駄なく過ごしたと言ってもいいと思います
さて皆さんに与えられた時間はどのくらいあるのでしょうか
それは誰にもわかりませんが
ライフシフトというベストセラー本によると
現在50歳未満の人は人生100年を超えると言われていますね
そういえば生命保険会社の保険料計算で使用されている
生命表(予定死亡率などの計算に使われるもの)も来年改定されるようですね
これにより万一の時に死亡保険金が下りるタイプの保険料は引き下げされるようです・・
話はもとに戻りますが
あなたに与えられた時間が100年以上あることが
これから当たり前の時代になってくるということで
それはそれでなんだか嬉しい感じもします
まだまだたくさんやりたいことがありますしね
ここで問題なのですが
例えばあなたがサラリーマンだったとしましょう
65歳で退職して更に70歳まで働いていたとしましょう
今まではおそらくこのあたりで隠居生活にはいりのんびり過ごしたいと
思い描くことが多かったはずです
が、70歳で隠居生活をしてもあと30年以上与えられた時間があるのです
ここで考えなければならないのは
自分に与えられた時間と与えられたお金の問題です
与えられた時間が長ければ長いほど、当たり前ですがお金が足りなくなる
という状況が想定されます
ですから70歳から後30年をどのように過ごしていくのかを
できれば早めに考えないとならないのです
さらにもう一つの問題点
これは日本の少子高齢化による影響ですが
超高齢化社会になり、国からの公的年金が減ってくるということです
これは年金として生きている限りいただける有り難い制度ですが
このお金だけでは到底足りなく
早めにその足りない分を準備する行動をとることが重要なのです
早めに準備をすることで無理のない計画が立てられます
20代30代の方の資産形成をどのようにするか、
またまだ準備をしていない40代50代の方、
既に退職をされて資金計画を考えないといけない方
それぞれの年齢によりお伝えしないといけないことは変わります
「貯蓄から資産形成へ」の時代の変化に気づいてください
資産運用についてのご相談を受け付けています
貯蓄から資産形成へ 運用相談 小田原FP事務所 大野利子
